自分らしく働くために。のんびり働ける仕事15選

【看護師キャリアアップ完全ガイド】メリット・デメリットと進め方をお伝えします

ひつじちゃん

・もう3年目これからどうしよう
・このまま働くべき?
・今の職場で学べることに限界を感じる
・看護師のキャリアアップが気になる!

こんな疑問にお答えします。

こんにちは!ナース部のなっちです。

看護師も3年目になり若手から中堅へと移っていくこの時期、

自分の将来のキャリア像に悩む方も多いのではないでしょうか?

 

なぜなら看護師は色々な働き方が出来るから。

 

3年も過ぎれば悩むのは当然なんですよ。

看護師の仕事に慣れてきたからこそその先の道を漠然と考えるようになる時期なんです。

なっち

私は3年目の時に「このまま今の職場で働いていて、看護師のスキルが伸びるのか」悩みました。

私の場合、4年目で転職の道を選びました

なっち

あくまでも私の場合です。
ここではスキルアップできないと思いました。

とはいえ、やめなくても今の職場でキャリアアップを目指すなど、

看護師のキャリアアップの方法はたくさんあります!

 

最初にお伝えしたいのですが、転職やキャリアアップなどなど。選択肢はたくさんあります。

そしてどれを選んでもあなたが選んだ道は正解です。間違いはありません。

ただ選択肢があることを知らず、後の祭りで後悔だけはしてほしくない

そんな気持ちを込めて看護師のキャリアアップについてまとめました。

ひつじちゃん

知らなかった〜。仕事やめなければ良かった

ひつじちゃん

無理して働き続けなければよかった

なーんてことがないように、どんなキャリアの道があるのかぜひ参考にしてみて下さいね!

読みたい所に飛べる目次

看護師のキャリアアップとは?4つの道を解説

看護師のキャリアアップとは?4つの道をイラスト入りで解説した図
ひつじちゃん

そもそも、看護師のキャリアアップってどういうこと??

看護師のキャリアアップとは、

「将来どんな看護師として進んでいくか」方向性を考えることです。

 

看護師のキャリアアップの道は大きくわけて大きく4つ

目指す方向性で働き方がだいぶ変わります。

努力次第ではダブルライセンスや専門家の道にもつながっていきますよ。

4つについて詳しく解説しますね!

専門性を磨け!スペシャリスト

スペシャリストについて解説した図
ひつじちゃん

・専門的な知識を極めたい!
・エキスパートになりたい。

1つの分野の知識を深く学びたい実践したいなどの目標がある方は
専門性を磨くスペシャリストがおすすめです。

結論からいうと、スペシャリストは看護師資格のほかに資格を状態を指します。

なっち

資格をダブルで持っている状態です。

主に認定看護師や専門看護師などの資格があります。

・専門看護師
・認定看護師
・その他の資格(保健師、助産師など)

専門看護師

専門看護師とは

専門看護師。聞いたことがあっても、業務を明確に答えられない人が多いのでは?

私は答えられませんでした笑。

専門看護師とはCNS(Certified Nurse Specialist)といい、水準の高い看護を行うための技術と知識を深め、実践する人だそうです。(日本看護協会)

なっち

「看護の追求者」とも言うそうです。
なんか難しい...

専門看護師は看護のエキスパート

専門看護師の仕事を簡単にまとめると

・専門的なケア
・看護研究
・人材育成

がメインの仕事になります。

 

なっち

看護全般の幅広い知識を持って、問題に取り組みます

難しい疾患や問題を持つ患者さんに専門的なケアを提供したり、その手技を他の看護師に教えたり

また、看護の方法を改善するための研究や人材育成にも取り組んでいます。

なっち

専門看護師の主な勤務先は病院になります。

専門看護分野ごとに日本看護協会が認定している資格です。

2022年12月時点で3,155名の看護師が登録して活躍していますよ!

なっち

増えてきてはいますが、登録している看護師の人数は少ないです。
それだけ資格取得は難しいとも言われています。

現時点では14個の専門看護分野があります。

専門看護師(1〜7)専門看護師(8〜14)
1.がん看護 
2.慢性疾患看護
3.感染症看護
4.精神看護
5.老人看護
6.在宅看護
7.急性・重症患者看護
8.母性看護
9.地域看護
10.小児看護
11.家族支援
12.遺伝看護
13.災害看護
14.放射線看護

専門看護師になるためには

必須条件は以下の2点です。

・看護師として5年以上の実践経験。
・看護系の大学院で修士課程を修了し必要な単位を取得後、専門看護師認定審査に合格

ひつじちゃん

大学院?
結構ハードルたかいね!

なっち

それゆえの狭き門ですね。

また、審査合格後は専門看護師として活動と自己研鑽の実績を重ね 、5年ごとに資格を更新が必須です。

認定看護師としての活躍

認定看護師とは
ひつじちゃん

認定看護師はよく聞くよ!

認定看護師とは、特定の看護分野の熟達した高度な知識・看護技術を持っている看護師として、日本看護協会の認定を受けた方です。

なっち

一つの分野に対して深い知識と技術を持った看護師です

2022年12月時点で23,260人が認定を受けています。

認定を受けた看護師は、専門分野のリーダーとして、教育・研究・実践において活躍することができます。

ひつじちゃん

認定看護師ってなくなるって聞いたけど!?

なっち

認定看護師はなくならないので安心してくださいね!

2019年2月の認定看護師資格制度改正で認定看護師は廃止の危機でした。

その後、廃止案は撤廃されて存続することに。

なっち

その代わり水準の高い看護実践のカリキュラムに変わりました。

2021年認定分野も21分野から19分野へ変わっています。

認定看護師の19分野はこちらです。

認定看護師(1〜10)認定看護師(11〜19)
1.感染管理
2.がん放射線療法看護
3.がん薬物療法看護
4.緩和ケア
5.クリティカルケア
6.呼吸器疾患看護
7.在宅ケア
8.手術看護
9.小児プライマリケア
10.新生児集中ケア
11.心不全看護
12.腎不全看護
13.生殖看護
14.摂食嚥下障害看護
認定看護師19分野
認定看護師になるためには

5年以上の実務経験(そのうち3年以上は取得を希望する認定看護分野で経験)と、

認定看護師教育機関で800時間の教育課程を修了する必要があります。

また、専門看護師と同じく、5年ごとの更新があります。

認定看護師と専門看護師の違いは?
ひつじちゃん

認定看護師と専門看護師の違いがわからない

なっち

現場のスペシャリストが認定看護師

看護分野全般のエキスパートが専門看護師
ですね!

専門看護師と認定看護師の説明が長くなってしまいましたが、

他にもスペシャリストな看護資格はありますよ!

これもスペシャリスト!な資格たち(保健師、助産師など)

その他のスペシャリストの資格とは

保健師や助産師なども専門性の高い、スペシャリストな資格になります。

保健師

保健師は、地域や職場などのコミュニティで、健康の保持や疾病の予防、健康増進活動を行う看護の専門職です。

個人だけでなく集団の健康をサポートし、健康相談や教育、保健指導などを行い、人々の健康生活を支援します。

なっち

行政で働くイメージがありますが、
最近は企業で産業看護師として働く方も増えています

指定されている学校に通い、保健師国家試験を合格すると保健師になれますよ!

助産師

助産師は、妊娠、出産、産後ケアなどの女性の生殖に関わる健康の専門家です。

妊婦の健康管理、出産のサポート、新生児のケア、母乳育児の指導などを行い、母子の健康を支えています。

なっち

看護師とはまた違う世界で、やりがいを感じている方も多いです。
また、看護職の中で唯一独立開業が許されている資格でもあります。

こちらも指定されている学校に通い、助産師国家試験を合格して資格を取得する必要があります。

 

ケアマネージャーや心理カウンセラーなど

看護師と他の資格を併用することで、キャリアアップをする方法もあります。

たとえば、ケアマネージャーや心理カウンセラーは看護師の資格がなくても取得可能です。

なっち

看護師の経験からもアプローチできるので、
質の高いサービスができますね。

ケアマネージャーなら医療と福祉、両方の視点からアプローチできるスペシャリストになれます。

看護師の資格とうまく掛け合わせて、自分らしいスペシャリストを目指してみるものおすすめですよ!

幅広い知識をもつ何でも屋!ジェネラリスト

ジェネラリストとは

スペシャリストとは反対に、幅広い知識や技術を持つ看護師のことをジェネラリストと言います。

ジェネラリストの資格は特にありませんが、どこの現場でも臨機応変に対応できるので重宝される存在でもあります。

ジェネラリストとして成長するための方法をまとめました。

1.色々な診療科で経験を積む
 
2.研修やセミナーに参加
 
3.経験豊富な先輩看護師や専門家からのアドバイスや指導を受ける
 
4.チーム医療に関わり、様々な分野の知識を得る

上の表はほんの一例です。
ジェネラリストは資格ではないので「これが出来ないとなれない」はないので安心してくださいね!

正解がないからこそ、自分から積極的に学ぶことでジェネラリストとして成長していきます。

だからこそ一般の看護師業務に留まらず、企業や他業種への進出など、幅広い働き方ができる可能性が高いです。

ひつじちゃん

でも、資格がないと相手に伝わらないのでは?

なっち

職務経歴書でアピールできますよ!
職務経歴書は業務経験とスキルを伝えるための書類です

「どこでも働ける看護師になりたい」と考えている方に向いている働き方になります。

なっち

構えなくても大丈夫!
看護師として働き続けていれば自然とジェネラリストになってますよ!

【関連記事】看護師リーダー業務「できない」を「できる」にする5つのコツ

参考文献:看護協会、看護にかかわる 主要な用語の解説

看護師を導く管理職

管理職とは

病棟で働いている場合、「キャリア=管理職」が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか?

なっち

同じ病院で働き続けると、
この道に誘導されていきます。

看護師の管理職として代表的なものに

・看護主任
・看護師長
・看護部長

があります。

管理職になると知識や技術よりも、部下の指導・勤務体制の管理などマネジメント能力が問われるようになります。

なっち

看護師の永遠のバイブル
「勤務表」を作るプレッシャーもありますね笑

また、教育や安全管理など現場をいかにコントロールするかのスキルも求められます。

病院経営にも関与できるようになり、経営から考える看護など新しい視点も持てるので、マネジメントが好きな方にはおすすめです。

また、日本看護協会が定めている認定看護管理者の取得を目指すことも可能です。

なっち

ただし、夜勤がなくなるので給与が減った...
と言った驚きの声もあったり。

看護師のキャリアアップ=昇給ではない
と思わされた瞬間でした

一般企業や医療コンサルティング系の業種での活動

他職種で働く
なっち

看護師=病院で働く
時代は終わりました!

現在は病院以外の看護師のニーズが高まっています。

なっち

看護師の専門的なスキルと知識は
一般企業や医療系の会社でも活かせるんです!

ひつじちゃん

でも3年しか働いていないし

なっち

3年も働けてればOKですよ

事実、企業の人事担当の方に話を聞いたことがありますが、3年を目処に転職を考える看護師は多いので問題ないのだとか。
(企業によりけりなので、募集要項は要チェックです)

医療系の一般企業は、臨床経験の視点をもつ人材を欲しているところも多いです。

看護師とは違い、会社員として働くことになりますが自分の興味や適性に合わせて選べます。

例えば製薬会社のメディカルアドバイザーや、CRC、健康管理のコンサルタント、医療出版会社などなど。

なっち

「病院で働いていたけど、なにか違う・・・でも看護師の資格は生かしたい」方におすすめの働き方です。

キャリアアップの3つのメリット

キャリアアップで得られる3つのメリットを紹介しますね。

1,給料が上がる
2,仕事の幅が広がる
3,転職に有利

1,給料があがる

資格を持っている場合、職場によっては資格手当が付く場合もあります。

なっち

1万円前後が相場のようです。

その職場のニーズによって資格手当は変わります。

なっち

以前働いていた外国人も利用するクリニックでは
「「TOEIC800点以上で2万円」資格手当がでました。

給料アップを狙うなら、やはり資格を持っている方が有利ですね。

ただし、職場によっては手当が全くない場所もあるので注意。

せっかくの資格が活かせないのは勿体無いので、自分の働いている職場は資格手当がつくか否かは要確認ですね。

なっち

ジェネラリストの場合は資格手当は使えません。
ただし、経験年数で給料が提案されるので、実は資格手当がなくても
それなりに給料はあがります。

2,仕事の幅が広がる

キャリアアップによって、より高い医療知識や看護スキルを身につけることができます。

任される仕事の幅も広がるので、達成感ややりがいを感じながら働けますね。

なっち

教育や指導する立場になっていきます。

指導まで出来るようになると、次でお伝えする転職にもかなり有利になります。

3,転職に有利

転職を考えた時に、資格を持っていたり、経験豊富だと転職活動は有利です。

なっち

万が一ブランクがあっても、採用がされやすくなるでしょう。

また、転職時の給与も普通に転職する場合よりも高い金額を提示してもらえることもあります。

なっち

求人で⚪︎⚪︎万円〜⚪︎⚪︎万円と給料に幅がある場合ありませんか?
本人の経歴で変動するので、高給採用も夢じゃありません!

キャリアアップのデメリット

どんなことでもメリットばかりはありません。

キャリアアップにもデメリットはあります...

デメリットと考える3つの理由をお伝えしますね。

1,時間やお金のコストがかかる
2,プライベートとの両立が難しい
3,ストレスがかかる

理由をそれぞれ説明します。

1,時間やお金のコストがかかる

資格や看護技術を取得しようとすると、時間やお金のコストが発生します。

もちろん、自分の知識や経験になるので将来的には必ず役には立ちます。

なっち

給料アップのためのキャリアアップだと
資格手当が安く感じてしまうかもしれません。

例えば、認定看護師の資格は約140万円の費用が必要と言われています。

にも関わらず認定看護師は資格手当が平均8,530円/月でした。

また、認定看護師の処遇の満足度では51.4%が不満足と答えています。
(参考:日本看護協会:「2022年度 専門看護師・認定看護師に対する評価・処遇に関する調査」報告書

ひつじちゃん

5年以上臨床経験して、半年学校に通って
試験受けたのに...

メリットで挙げた資格手当も、費用対効果を考えると割に合わないと思ってしまうかもしれませんね。

なっち

ちなみに、給与や待遇をより良くしたいなら、
転職の方が確実ではあります。
毎年の昇給はどの職場も微々たるものです...

また、ジェネラリストは無資格なので資格手当はありません。
自己研磨のためのお金や時間はすべて持ち出しになります。

2,プライベートとの両立が難しい 

キャリアアップで仕事の量が増える場合もあります。

なっち

資料の作成など勤務時間外での仕事も増えた...
と言う方も!

仕事に費やす時間が増える分、プライベートの時間が割かれる可能性があります。

自分の自由な時間が減ってしまうのは葛藤がありますよね。

 

ただし、将来を考えるなら早いうちにキャリアを考えた方がいいですよ!

なっち

自由な時間が多い時にこそ、
キャリアアップを目指すのも良いですね!

家庭をもつと、自分の自由な時間は減ります。

将来「この資格取っておきたかった...」と思っても

「自由な時間がないから諦めた....」

なんてことも本気であり得ます。

なっち

結婚だけではなく、
年齢が上がるほどしがらみが増えるので
行動しづらくなっていきます。

 

両立は難しいかもしれませんし、デメリットとして取り上げましたが、

個人的には今のうちにキャリアを積むのをおすすめします!

3,ストレスがかる

専門的な役割や管理職に就くと、仕事の責任が重くなり、ストレスが増加する可能性があります。

なっち

やりがいとともに気苦労が多くなるとは聞きますね

例えば、

・管理職:勤務表を作るプレッシャーや、急な欠員でスタッフ調整する気苦労などなど。
・専門看護師:他職種に関わることが増えて、調整で苦労するなど

なっち

先輩は平社員が一番楽だと、ずっと管理職を断ってました

キャリアアップは新しい挑戦でもありますよね。

たくさんの壁にもぶつかるのでストレスは受けやすいです。

バランスよく働けるように自分自身のストレス管理も重要になります。

デメリットはあるけれど...

とはいえ、看護師のキャリアアップは、単に職業的なステータスではないです。

医療の現場は日々進化しています。

なっち

一昔前は手術創は毎日消毒が当たり前でした。
今は違いますよね。
医療の現場は日々進化しています。

新しい知識はどんどん更新する必要があり、キャリアアップはその最前線になります。

キャリアアップによって、新しい看護の知識と技術が深まることで、患者へ質の高い看護もできます。

自分自身のクオリティもあがるので、頼られる存在になりますよ!

キャリアアップを考えるとしたら、いつ頃から考えるべきだと思いますか?

なっち

新卒から中堅へと変わっていく3年目頃からがベスト!

看護師は良くも悪くもキャリアプランを考えなくても働けます。

「忙しいから」とその時の仕事に集中するあまり、気づけば同じ職場で目標もなく働き続けていたなんてことにも...

なっち

もちろん早ければ早いほど良いとは思います。
 
ただ、3年目までは一通りのことを覚えるのに必死で、
キャリアまで考えるのはなかなか難しいですよね。

3年目までは必死ですが、プリセプターやリーダーがこなせるようになってくると、

ひつじちゃん

私何してるんだろう。
ずっとこの日々が続いていくの???


と燃え尽きる方が多いのも事実。

私もその1人でした!

なっち

実際、4年目5年目になってくると「なんのために働くのか」
悩む看護師をたくさんみてきました。

自分がやりたいことに気づいた時にはすでに手遅れになっているかも...

早くからキャリアプランを考えると、途中「自分にあわない」と思っても修正することもできますよ!

ひつじちゃん

・キャリアを考えるってどうすればいい?
・自分のやりたいことが思い浮かばない

なっち

キャリアアップを目指すステップを紹介しますね!

キャリアアップの6つのステップ

キャリアアップ6つのステップ

自分にあったキャリアアップを考えるための6つステップを紹介しますね!

STEP
自己分析
キャリアアップ6つのステップでステップ1のイラスト

まずは自分がどんなことに興味があるのか、
または看護で好きなことを書き出してみましょう!

ひつじちゃん

・疼痛コントロールに興味がある

もしくは自分の看護の得意分野を考えてみても良いですね!

ひつじちゃん

ポジショニングは誰にも負けない

もしも何も思い浮かばなかったら、同僚に聞いてみてはいかがでしょうか?

先輩ナース

ひつじちゃんは人工呼吸器患者のケアや取り扱いがうまいよね

箇条書きでいいので書き出していくうちに、

自分が書いている内容に共通点がでてきます。

「こんなことに興味があったんだ!」

となればOK!

自分の興味関心をどんどん引き出していきましょう!

STEP
情報収集
キャリアアップ6つのステップでステップ2のイラスト

自分の興味・関心がある分野が見えてきたら、
その道に進むためにどんなスキルや資格があるのか情報収集をしましょう。

・自分の興味関心がある分野には取得できる資格があるのか
・自分が気になっている分野の仕事が今の職場でできるのか
・セミナーや勉強会など参加できるものがあるのか

などなど。

なっち

実際にその道で働いている人に話を聞いたり、
セミナーに参加してみると自分のやりたい道が明確化されていきます。

もしも情報収集をしていく中で「しっくりこない」「やっぱり違う」と感じるなら、

改めて目標を考えてみてもいいですね。

なっち

その道に興味がないことに気づけたってことです!
落ち込まずにゆっくり考え直してみましょう!

それでも悩む時は一番自分が惹かれる分野を目標にしてみてはいかがでしょうか?

余談

頑張り屋さんほど一旦決めた目標は最後まで貫こうとしてしまいます。

目標は変わって良いんです!
人生なんて正解はないんですから。

なので、あまり悩み過ぎないようにしてくださいね!

STEP
目標と期限を決める
キャリアアップ6つのステップでステップ3のイラスト

自分がどの分野でスキルを上げたいのか、具体的な目標を設定しましょう。

例えば
・専門分野の資格をとる。
・管理職へ昇進の道を目指す。

といった目標をたてます。

なっち

目標には期限を作りましょう!
○○歳までには昇進するなどなど。

なぜかって?

具体的に期限を決めないと、3日坊主で終わってしまうかもしれないからです。

なっち

期限を設定し、進捗を定期的にチェックすると、良い意味で自分にプレッシャーがかかりますよ。
目標に対するモチベーションを保つことができますね。

ひつじちゃん

そんな立派な目標はでてこないよ

自分がどんな看護師になりたいか、漠然とした目標で大丈夫ですよ

例)・外科ナースを極める!

・転職の時にほしいと思ってもらえる看護師になる

 

なっち

大きな目標がたったら、短期・中期の目標を立てていきます。
今回はわかりやすく「感染管理の認定看護師の資格をとる」
で考えてみましょう

 

目標「○○歳までに感染管理の認定看護師の資格をとる」

「資格を取る」目標を達成するための中期目標を作ります。

期限も考えましょう!

中期目標:「看護師○年目で感染管理の入学試験を受ける」

 

中期目標を達成するための短期目標を考えます。

短期目標は実践できる内容で考えると◎ですよ!

短期目標:
・感染管理の認定看護師を取得したいことを上司に伝える
・感染管理の分野の診療科に転科する
・委員会に参加する

 

なっち

目標に対して逆算で考えていくのがコツ!
何をしていくべきかが明確になりますよ。

STEP
環境を整える
ステップ4のイラスト

目標が決まったら、環境を整えていきましょう。

1番注目すべきは、今働いている職場で目標が達成できるかどうか。

 

畑違いの職場で働いていたら、いつまで経っても目標には届かないですよね。

なっち

もったいないです!!

勇気がいるかもしれませんが、上司や先輩に相談すると良いですよ!

ひつじちゃん

上司が嫌がったらどうしよう

なっち

前向きな目標を持っていると、上司も建設的に考えてくれます。

目標達成のアドバイスがもらえたり、その業務に携われる機会を増やしてもらえたりとサポートしてくれます。

 

むしろ「人手不足なのよ!」と人のキャリアアップを応援しない職場なら、それはそれで問題です!

今の職場で働き続けていいのかの指標にもなります。

 

今の職場で目標が達成できそうならこのまま頑張りましょう!

難しそうなら転科や転職を考える時期かもしれませんね。

ひつじちゃん

誰かに伝えると達成しやすくなるよ!

STEP
実践
キャリアアップ6つのステップでステップ5のイラスト

目標に応じて、必要な資格取得や研修、セミナーに参加します。

なっち

ジェネラリストのように資格取得が目標ではなくても、
興味がある分野にはどんどん挑戦するのが吉!

今はe-ラーニングなどもあるので自宅学習も簡単にできるようになったのはありがたいです!
その分、大変にはなりましたが...笑

新人のころは業務を覚えるのに必死だったと思いますが、

目標を持って行動すると、視野が広がって看護の魅力を発見できたりします。

STEP
振り返り
キャリアアップ6つのステップでステップ6のイラスト

定期的に自分の目標を振り返りましょう。

1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月と具体的に期間を設定しておくと振り返り忘れが予防できますよ!

なっち

モチベーションを維持するにも振り返りはした方がいいですよ!

 

主に振り返ることは2つ

・目標にそって行動できているか
・考えた目標(キャリアプラン)が自分にあっているか

看護師はとにかく激務。

ひつじちゃん

・モチベーションがなくなってた
・キャリアプランから脱線していた
・全然できてなかった

ふと気づいたらいつの間にか歩みが止まってることだってあります。

なっち

日々の業務をこなすだけで疲弊しますよね。
仕方ないことなんです。

定期的に振り返ることで、「進捗状況」「脱線していないか」など冷静に分析ができますよ。

ひつじちゃん

全然できてない...焦る

なっち

焦らなくても大丈夫!ですよ。
「何故できていなかったか」を考えてみましょう。

 

忙しすぎて時間が取れなかった。
体調不良だった。
目標がしっくりこなかった。
今の職場だと達成できなかった。
他に気になる働き方が出てきた。

などなど様々な原因が出てきます。

先ほどもお伝えしましたが、最初に立てた目標を無理やり達成する必要はないですよ。

その都度修正していけば大丈夫です!

【知っ得】資格取得を積極的に応援してくれる職場もある

ひつじちゃん

うちの病院、資格取得の手当を出してくれるんだって!
ラッキー!!

資格取得のための通学期間を出張扱いで給与を保証してくれる病院もあります。

なっち

資格取得後も「その病院で働く」などの制約はつきますが、
学費だけでなく、給与も保証される場合もあるので
とてもありがたいです!!

もしも、

・今の職場にそのような制度はない
・資格取得の時間が確保できない
・資格取得の条件が整っていない

といった問題があれば、資格取得をサポートしてくれる病院に転職するのもおすすめです。

まとめ。キャリアアップはたくさんの道がある、自分の好きな道にすすもうのイラスト

いかがでしたでしょうか?

キャリアアップの道には大きく分けて

スペシャリスト
ジェネラリスト
管理職
・資格を活かして他職種で働く

4つの道があるよ!ということをお伝えしました。

私が一番伝えたかったことは、

看護師のキャリアアップには正解はない、たくさんの道があるということ。

なっち

上司との面談とか急に言われても困りませんか?
 
その病院でのキャリアの道しか伝えてくれないんですよね。
看護師の道はたくさんあるんですよ!!

看護に慣れてきた今だからこそ、自分の得意分野や好きなことが見えてくる時期です。

難しく考えず、まずはそこをもっと掘り下げてみてはいかがでしょうか?

 

また、慣れてきたからこそモチベーションも下がる時期だと思います。

キャリアアップは看護の魅力を再認識する、
モチベーションが上がるなど看護にポジティブに関われるようにもなりますよ!

せっかく血の滲む思いをして取得した看護師資格です。

周りの言動に惑わされることなく、自分が働きやすいと思える道がみつかることを祈っています!

【おすすめ記事】仕事の抜けが多いかも...。ミスが多い看護師の原因と対処法3選

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