自分らしく働くために。のんびり働ける仕事15選

【体験談】看護師を辞めたら幸せになった!後悔しない秘訣を教えます

ひつじちゃん

看護師辞めたら幸せになれるかな?

なっち

なれます!
私は看護師を一度辞めました。
幸せしかなかったです

こんにちは!ナース部なっち(@natchi33)です。
看護師をしていると、誰しもが一度は「辞めたい」と感じますよね。

私は看護師を5年間働いて一度辞めました。結果幸せしかなかったです。

1分でわかる!この記事の結論
  • 看護師を辞めても幸せになれる。
  • 看護師辞めて幸せになってる人はたくさんいる。
  • 看護師は資格職。いつでも戻れるので後悔とかしない。
  • 準備不足で急に辞めると大変!でも急に辞めてもなんとかはなる。

結論から言えば、看護師は辞めても幸せになります
正直、看護師は資格職。辞めても戻れるので、そこまで深く考えなくても大丈夫です。

ただし、見切り発車で急に辞めると「お金がない!」「次何しよう」と不安に駆られることもあります。

この記事では看護師を辞めて幸せになるための方法と、後悔しないための辞め方について紹介します。

この記事を書いた人
なっち
<プロフィール>
管理人:なっち
転職の酸いも甘いも経験した転職多め看護師
初転職は4年目
悩み多き3年目をサポートするブログを運営中
厚労省や独自調査など活用し、信頼性の高い記事を作成しています
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体験談。看護師辞めたら幸せになった!

看護師を辞めたら幸せになりましたの画像

私の経験の前に、現在どのくらいの潜在看護師がいるかご存知ですか?
潜在看護師とは65歳以下で看護師資格はあるけど、看護職として働いていない人を指します。

少し古いデータですが、2012年の厚生労働省の調査では資格保有者が225万人中、潜在看護師は71万人でした。

厚生労働省の潜在看護の統計データをもとに円グラフを作成。225万人中潜在看護師は71万人いました
出典:厚生労働省「看護職員の現状と推移」2012年のデータをもとに当サイトで作成
なっち

3人に一人が看護師をしていないことになります

理由は様々とはいえ、看護師で働かない道を選んだ人はとても多いんですよ。

私も看護師6年目に看護師を辞めました。
看護師を辞めようと考えた理由はこちらです。

【看護師を辞めたくなった理由】

  1. 初転職で失敗。希望の診療科に行けずモチベーションが下がった
  2. 初転職後の人間関係が最悪だった
  3. 初転職後のプリセプターが最悪だった
  4. 看護師としてのやりがいを感じなくなった
  5. 一生看護師で働くことを考えたら吐き気がした

最初働いていた職場は人間関係は良かったんですが、キャリアアップは望めず。

なっち

キャリアアップしたい!

と期待を込めて転職したら見事に撃沈しました(笑)

循環器希望だったんですが、まさかの手術室勤務。
それだけなら良かったんですが、かなり閉鎖的な環境。対応がまるで大奥

さらに初めての手術室。新人と変わらないので、プリセプターがつくことに。

そのプリセプターと見事に相性があいませんでした。
感情的で言っていることが毎回違うプリセプターに振り回される日々...

なっち

・なんのために看護師になったんだろう
・看護師を一生続けなきゃいけないのか
・看護師ってほんと最低な仕事
・看護師なんて二度とやらない

人間関係からくる疲労と苦痛で、ミスも増え気づけば看護師の仕事も嫌いになっていました。
あの頃はスタッフ全員が敵に思えましたね。

看護師を辞めてやる!

何しようか迷った挙句、すっぱり辞めて何もしないを選択。

なっち

どうせ仕事を辞めるなら、自分の好きなことをしよう!

半年資金を貯めて、5年目の終わりに看護師を辞めました!

看護師辞めて何したの?

ワーキングホリデー(ワーホリ)に行ってきました!

看護師辞めて後悔はなかった?

全く後悔してませんでした!

私は看護師を辞めて1年ほどカナダのワーホリに参加しました。
驚いたのは同じく看護師をやめてワーホリに参加した人によく出会ったこと!

話を聞くと、みんな辞める理由がほとんど一緒でしたね。

  • 看護師を辞めたくなった。
  • 仕事に疲れたので、リフレッシュしたかった。
  • 20代にうちに違うことをやってみたかった
なっち

ワーホリは年齢制限があるので、
20代の元看護師ばかりでした。

なっち

看護師のリフレッシュにワーホリは人気でした

幸せ!看護師を辞めて感じたメリット

私が看護師を辞めて感じたメリットは全部で5つです

1| ストレスが消えた
2| 視野が広がった
3| 体調がすこぶるよくなった
4| 医療業界以外の友達が増えた
5| 働き方について価値観が変わった

1.ストレスが消えた

看護師の頃、あんなにイライラしたり、落ち込んでいた負の感情が消え去りました

自分はこんなに穏やかな感情をもてたのかと感動するほど(笑)
開放感に満ちあふれて、何をするのも楽しかったです!

ワーホリは英語話せなさすぎて3ヶ月くらい泣きましたけどね笑
それでも、負の感情や嫌なストレスではありませんでした。

看護師は命に携わる責任感や激務、理不尽な仕打ちなどストレス過多な仕事だと再認識しましたね。

なっち

心に余裕がうまれました。
心から笑えるようになりました。

2|視野が広がった

ワーホリに参加したことも関係ありますが、医療業界が閉鎖的な世界だったと知りました。

実は仕事を辞めた時、どこかで辞めてしまう自分に後ろめたさがあったんです。

ですが、世界一周してる人や仕事のために英語を学んでる人。
人生を楽しんでいる人、自分の時間を大切にしてる人。

たくさんの方々に出会いました。

いつの間にか、辞めて自分の人生に向き合えたことに誇りを持てるようになりました。

なっち

井戸の中の蛙だったなと思いました。
仕事だけが全てじゃないと思うようになりましたね

3|体調がすこぶるよくなった

転職前の病棟は夜勤ありで、一度体調を崩すとなかなか治らなかったです。

初転職先は手術室。基本的に夜勤はなかったので、身体の負担は少なかったです。
それでも夜の緊急や人間関係のストレスで体調は崩しやすかったです。

仕事をやめたら規則正しい生活になり、風邪は引かないし、明らかに顔色がよくなりました。

なっち

ファンデーションのトーンが明るくなりました笑
どれだけ看護師の仕事で身体を酷使していたのか...

4|医療業界以外の友達が増えた

辞める前は看護師など医療業界の友達ばかりでしたが、医療業界以外の友達が増えました

医療以外の仕事も知ることができたし、転職や仕事の向き合い方も違うので勉強にもなりました。

正直、看護師同士で集まると仕事の愚痴とかも多くて嫌だったのですが、他業種なので愚痴もなく。
お互いを高め合える方ばかりと出会えたので感謝しかないですね。

なっち

友達は一生の財産ですね。
気の合う友達も増えました!

5|働き方について価値観が変わった

私はカナダに滞在して、8カ国くらいの方々とシェアハウスで暮らしてました。
英語はカタコトでしたが、耳を傾けてくれる優しい人たちばかりでした。

価値観もバラバラで衝突することはないものの、驚くことばかり。

なっち

片付け苦手な私ですら綺麗好き認定されたり、
文化の違いに笑いあったり。楽しかったです

シェアハウス以外でも、日本人にも海外の方とも触れ合う機会はありましたが、感じたことは一つ。

日本人、働きすぎ!!

日本の働き方は鬼畜だなと思いました。

  • 仕事は定時に終わるのが当たり前
  • 仕事の休憩はしっかりとる
  • 仕事中もゆとりを持ってる
  • 休暇はしっかり休む
  • 仕事中心じゃなく、自分の生活が中心
  • 自分や家族、友人との時間が大切

この考え方が当たり前に浸透していて、みんなゆとりがあるんですよね。

なっち

人生が本業で仕事は副業だと思いました

自分らしく働くことの大切さを学びました。

看護師を辞めて感じたデメリット

看護師を辞めて幸せなことばかりでしたが、デメリットもあります。
とくに私はワーホリというほぼ無職を選んだので、その次を考える必要がありました。

1|お金はなくなる(収入が減る)
2|次の仕事に迷う
3|なぜか看護師が恋しくなる

それぞれ説明していきますね

1|お金はなくなる(収入は減る)

看護師を辞めると収入は下がります。
特に夜勤があるのとないのとでは収入に大きな影響がありますね。

私の場合は、仕事をやめる前からワーホリに行くと目標があったので貯金していました。
その前からある程度貯金はあったので、特に困ることはなかったです。

ただ、貯金は使えば当たり前ですが減るだけです。
ワーホリから帰国後は仕事を探さないととはひしひし感じていました。

なっち

看護師はある程度ぜいたくをしても貯金は貯まるので、
周りと比べるとやっぱり給料面(20代)はよかったです

なっち

ちなみに看護師の収入は定年までいても、実はそこまで上がりません。
20代のうちに違う仕事に変わるのも良い選択肢だと思います。

2|次の仕事に迷う

看護師を辞めたとき、戻ることは全く考えていませんでした。
ただ、帰国後に痛感したのは看護師以外にスキルがないこと。

実はカナダ滞在時、J-SHINE(小学生に英語を教えられる資格)を取得しました。
それでも、収入面は格段に落ちるので迷いました。

なっち

何をしたいのか結局迷ってました

3|看護の仕事が恋しくなる

次の仕事に迷ったのも実は理由があります。

なぜなら看護師が恋しくなってしまったからです。

これには自分で衝撃でしたね。
二度と看護師には戻らない!!」と
辞表を出してすっきりしていたはずなのに。

もちろん給与面や安定性もあります。
それ以上にあの緊張感とやりがいを感じる仕事に戻りたいと感じるようになりました。

なっち

自分でもびっくりです。
辞めたことで看護師の仕事を冷静に見つめなおせたのかもしれません。

看護師を辞めたその後は?

看護師を辞めて約2年後。

まさかの復帰しました!笑

それでも働き方に変化がありました。
・自分の時間を大事にしたい。
・英語を活かせる仕事をしたい。

自分が何をしたいのか。真面目に考えながら仕事を探せるようになりました。

結果、外国籍の方が利用するクリニックに就職。
その後、職員がほとんど外国籍のプリスクール(未就学児を英語で保育する保育園的な施設)に看護師として就職しています。

「コーラください」の英語すら話せなかった自分が、外国の方と仕事できるまでになったんです!

なっち

看護師を辞めたことで、看護師+英語の働き方の幅が広がりました

看護師を辞めたことで、看護師の良さを再認識できたんでしょうね。
そして、自分らしく働くことの大切さ看護の視野を広げることもできました。

なので私は今でも声を大にして、自信を持って言えます。

看護師を辞めたら幸せになりました!

看護師を辞めたくなる主な理由

そもそも看護師を辞めたいと感じる人は多いです。
当サイトで実施した独自アンケートでも6割の看護師が「3年目で辞めたいと感じたことがある」と答えられてました。

詳しくは「看護師50人アンケートでわかった3年目を「しんどい」と感じるワケ」を読んでみてくださいね。

また、公益社団法人 日本看護協会が看護師退職理由の統計をとっています。
20代の退職理由についてランキングにしました。
20代前半と後半で大きく理由がわかれたので、別々にわけています。

日本看護協会の統計データをもとに20代までの退職理由を24歳以下、25〜29歳までにわけてランキングで紹介
出典:公益社団法人 日本看護協会「令和2年度ナースセンター登録に基づく看護職の求職・求人・就職に関する分析報告書」
第一章求職 表1-11-2を基に当サイトで制作

大まかにわけると退職の原因が6つに分かれました。

看護師を辞めたくなる理由(20代)
  1. 自身の身体的、精神的な理由
  2. 自分の適性、能力の不安
  3. 看護師の他の職場へ興味
  4. 転居や結婚などのライフスタイルの変化
  5. 上司との関係
  6. 労働環境の問題

1|自身の身体的、精神的な理由

看護師はハードです。激務によって、身体や心に不調を抱えてしまい辞める方は少なくないです。
特に20代前半では精神的に参ってしまう方が圧倒的に多いんですね。

Twitterでも若手看護師の「辞めたい、辛い、しんどい」といったツイートがよく流れています。

Twitterや統計をみていると、人間関係激務によってメンタルや身体が壊れてしまう印象です。

2|自分の適性、能力の不安

特に若手看護師が「看護師向いてない」と苦痛を感じることが多いです。
命に直結する緊張感や、業務量の多さ、責任の多さ。
先輩やお局、上司からのダメ出しもされ、自分の適性について考えてしまうんですよね。

なっち

悩むということは伸び代があるんです。
その気持ちに寄り添えない上司や先輩が悪い!

3|看護師の他の職場へ興味

看護師の辞めたいは、「今の職場を辞めたい」人も多いです。

実際に看護師を辞めるわけではなく、看護師として転職を考える人が多いんですよね。

私も最初の職場は人間関係は良かったのですが、看護師技術が伸ばせないが不安でした。
友人は人間関係が嫌だから、他の職場で働きたいと転職したのを聞いたことがあります。

4|上司との関係

上司と意思疎通がはかれないと、とにかく苦しいです。
結局思うことがあっても、改善してもらうこともできないし、誰を信じればいいかわからなくなります

ちなみに統計的には上司との関係だけでしたが、
他の退職の原因を突き詰めていくと、結婚などをのぞいて悪い人間関係が原因なことが多いんですよね。

5|転居や結婚などのライフスタイルの変化

20代後半になると、ライフスタイルの変化で辞めることが増えます。
ゆとりある仕事に転職する方もいれば、子育てのため専業主婦になる方も。

脱線しますが結婚して子供を産むと「看護師資格がありがたい〜」って方が爆上がりします。
資格があるとどこでも働けるのはやっぱり強いですね。

ちなみに幸せもありますが、自分の時間の都合はつきにくくもなります。
個人的な意見ですが、ライフスタイルが変化する前に一度冒険してみることもおすすめですよ!

6|労働環境の問題

勤務時間が長い、残業が多い!というコメントがTwitterでも溢れかえっています。
身体を回復する時間が持てず、疲労が蓄積→心身を壊す→辞めるといった悪循環。

業務量が多いうえ、勉強会など勤務時間ないで行うのが難しいのが問題ですね。

原因を大きく6つに分けましたが、どれか1つだけの理由で辞める人は少ないです。
様々な原因が影響しあった結果、退職を選んでます。

看護師を辞めて幸せを感じやすい人

看護師を辞めて幸せを感じる方は多いです。
特に辞めて幸せを感じやすい方の特徴をまとめました。

看護師を辞めて幸せを感じやすい人の5つの特徴
  1. 今後の目的が決まっている
  2. 看護師の仕事が向いていないと心から思う
  3. 看護師以外に興味のある仕事がある
  4. ライフスタイルに変化がある
  5. 安定した収入がある(収入が得られる状況にある)

ひとつずつ解説していきますね。

1|今後の目的が決まっている

辞めた後の目的や目標が決まっていると看護師を辞めて後悔することはまずありません。

辞める理由がはっきりしているので、事前に準備をしている方が多いです。
そのため、辞めてから「何しよう」や「どうしよう」と思うことがないからですね。

なっち

私もワーホリのために準備したので、辞めてすぐに行動できました。
ただし帰国後は「どうしよう」になりましたが笑
それでも後悔はなかったですね

私が出会った看護師のなかには「起業するための資金づくりで働いている」方もいました。

看護師以外の道を考えている方はけっこう多いですよ。

2|看護師の仕事が向いてないと心から思う

看護師の仕事は実際にしてみないと、わからないところがありますよね。
それこそ、看護学生では見えなかった満載です。

実際に働いてみて、「看護師向いてない」と感じることもあるでしょう。
もしかしたらその職場や診療科があっていないだけかもしれません。

職場を異動するのも一つの手段ですが、看護師に心から向いてないと思う場合、辞めたほうが幸せだったりします。

なっち

一旦辞めて他の仕事をしてみてから、
看護師について改めて考えるのも手ですよ。

3|看護師以外に興味のある仕事がある

一般企業など興味がある場合、早めに看護師を辞めることをおすすめします。

なぜなら年齢が上がるにつれ、異職種の転職は難しくなるからです。

年齢があがるほど、求められるスキルや経験を求められます。
若いうちはやる気や人間性を評価してもらえます。

看護師資格は戻ってこれる仕事です。
早めに興味ある職業に挑戦していきましょう。

4|ライフスタイルに変化がある

結婚や出産など私生活に変化があった場合、看護師を辞める選択をする方も多いです。

厚生労働省の「看護職員就業状況等実態調査結果」によると、退職した看護師の17.7%が結婚が理由でした。
また、 22.1%が出産と育児を理由に退職しています。

追跡データがないので、転職したのかそのまま辞めたのかは不明ですが、目的がある場合は後悔が少ない傾向ですね。

5|安定した収入がある(収入が得られる状況にある)

仕事を辞めれば当たり前ですが収入は途絶えます。

払う税金や社会保険料も増える(本当に増えます)ので、想像以上に貯蓄が減るスピードは速いです。
収入源がないと私も徐々に不安にはなりました。(看護師辞めたことは後悔はしませんが)

実際、ワーホリで会った元看護師たちも「結局看護師がお給料が良い」と言う理由でほとんどが復帰しています。

次の就職先があると、将来への不安は減りますね。

なっち

看護師の間に無理に転職先を探す必要はないです。
辞めた後に失業手当をもらいながらゆっくり探す方法もあります。
焦らなくて大丈夫ですよ!

準備不足?看護師を辞めて後悔する可能性がある人

看護師辞めたら後悔するよ!

職場の上司や同僚に言われたことありますか?
看護師・幸せ」でググると同じように「看護師辞めて後悔する人」といった内容がでてきます。

内容は看護師辞めたら後悔するから頑張って続けるか転職しよ〜が多いですよね。

ですが、ですがね。
正直「看護師辞めて後悔した」って言葉を私は聞いたことがありません。

ただし、看護師を辞めて後悔する可能性がある人がいるのも事実です。
どんな人が当てはまるのでしょうか。解説しますね。

看護師を辞めて後悔する可能性がある人
  1. 辞めた自分に対して自己嫌悪を抱く人
  2. 収入が減ることを受け入れられない人
  3. 看護師のキャリアアップを強く考えている人
  4. 突発的に看護師を辞めてしまった人

1|辞めた自分に対して自己嫌悪を抱く人

自分に否定的で、辞めることを考えるのも罪悪感を抱く場合、辞めて後悔する可能性があります。

「なんで辞めてしまったんだろう」
「仕事を続けられない自分はなんてダメなんだろう」

こういったネガティブ思考から抜け出せないと、辞めた自分に自己嫌悪を抱く可能性があります。

ひつじちゃん

私もそうかも。
辞めて後悔したらどうしよう。

なっち

ちょっと待ってください!
看護師を続けていて脳が疲れているだけかもです。

看護師で夜勤をしていたり、激務で休んだ気持ちにならない場合、自律神経が乱れてる可能性があります。

自分の性格よりも、疲労状態の可能性があるので「辞めて後悔するかも」とすぐに諦めないでください。

もし、不安を感じるならカウンセリングや心療内科などで今の状態を客観的に見てもらうと良いですよ。

なっち

私も最初は辞めることに後ろめたさがありました。
でも、すぐに幸せな気持ちが勝りました!

2|収入が減ることを受け入れられない人

夜勤や残業代、その他手当をあわせると看護師の給料は安定してもらえます。

厚生労働省では毎年の賃金を調査しています。
その資料をもとに20代の看護師と全職種の平均給与を比較した表を当サイトで制作しました。

20代の平均収入を看護師と全職種で比較した表を作成。
出典:厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」をもとに
当サイトで制作

上の表からもわかるように他の職種と比べて看護師の収入は50万円近く上回ります

収入を得ることに喜びを感じている方や、
収入が減ることを受け入れられない方は転職を後悔するかもしれませんね。

なっち

ただし、50万円の差は夜勤も含んだ額です。
夜勤を含まないと、他の職種と平均収入がほぼ変わらないとも言われています

看護協会でも夜勤をすると「発がん性」などのリスクがあがると伝えています。。
夜勤は身体を酷使するので、働きすぎには注意してくださいね!

3|看護師のキャリアアップを強く考えている人

認定看護師を取りたい、救急医療を熟知したい。看護部長になりたい。
将来の看護師のキャリアアップを目指している場合、看護師を辞めることで後悔する可能性があります。

認定看護師などは臨床経験数が必要になりますし、看護部長もその病院を辞めたらキャリアが途絶えてしまいます。

看護師を辞めるよりも、よりキャリアが目指せる病院などの場所に転職した方が幸せを感じるでしょう。

なっち

認定看護師取得を支援している病院などもあります。

4|突発的に看護師を辞めてしまった人

「もう嫌だ!」

感情にまかせて突発的に辞めてしまうと、後悔する可能性があります。
次の日に思い直して、働き直したいと思っても元の職場が受け入れてくれる可能性はわかりません。

また仕事を辞めた場合、健康保険料は全額になりますし、国民年金と厚生年金では後々の受給額も変わります。
収入も途絶えるので今後の生活に不安を抱く可能性もあります。

「もう嫌だ!」

と思ったら、急に辞めるよりも診断書をもらって休む方が得ですよ。

ただし急に涙がでたり、布団から起き上がれなかったり、何か異常をきたす場合は心身が限界を迎えているかもしれません。

その時は無理せずすぐに職場や看護師から離れましょう

なっち

雇用保険で休業手当がもらえたり、税金の支払い猶予制度もあります。
辞めるなり休むことを優先してください。

準備をしておけば辞めても幸せになります

看護師を辞めて幸せになのか?
考える理由の根底には辞めることへの「不安」があるのではないでしょうか?

・今後の生活に対して不安
・収入が低くなることへの不安
・辞めたことでの罪悪感

看護師を辞めることを、計画をたてて準備をするとより幸せを感じることが出来ますよ。

なっち

何事も準備は大切!

準備次第で誰でも幸せになれる!幸せになる秘訣

では、具体的な準備とはなんでしょうか?

なっち

難しく考えなくて大丈夫ですよ
賢く辞めるための秘訣です

  1. 辞めた後、何をしたいのか考えておく
  2. 辞めることで受けられる制度やお金の知識を正しく理解する

ぜひこの2点を意識してみてください!

1.辞めた後、どうするか考える

ひつじちゃん

・今の職場をやめて、他の環境の良い職場に転職
・全く別の仕事で働く
・仕事を一旦お休みしてリフレッシュ期間を作る
・副業をしながら、看護師は好きなペースで働く

まず、辞めた後に何をしたいか考えておきましょう。

自分の辞めたあと何をするか考えておくと、その生活に備えた準備をすることができます。

なっち

細かく考える必要はありません。
ある程度の方向性が決まっていれば大丈夫です。

例:すぐに転職しないで、しばらく家でのんびりしたい

このくらいざっくりでいいんで大丈夫ですよ。
すると必要な準備が自然に見えてきます。

【退職後、家でのんびりするための準備】

  • 家でのんびりできる資金づくりをしておく
  • 退職後の社会保険の申請でなにが必要か準備する
  • 雇用保険の失業手当の申請について学んでおく

家でのんびりするにも、資金がないと生活が苦しくなり「急いで転職をしなければ」と焦ってきます。
あらかじめのんびりする期間とその生活に備えた行動を考えてみましょう!

2.退職後に受けられる制度やお金の知識を正しく理解する

退職後すぐに転職を考えていれば、職場間で手続きがほとんど終わるのでやることはあまりありません。

一方で仕事を一度完全に辞める場合は社会保険などの制度を正しく理解しておかないと損します。

例えば、病院で働いている場合。
支払っている健康保険代って高いですよね。ところがそれでも実は半額しか払ってないんです。
職場が半額費用負担しています。

仕事を辞めると当然、健康保険代は2倍になります(任意継続の場合)

また、給与から天引きされていた住民税を自分で支払うことになります。

なので辞めると急にお金が減った気持ちになります。

なっち

収入がない中でどんどん社会保険料や税金は引き落とされるので不安になります

税金などは支払い猶予制度もあるので、きちんと申請すれば恐れることはないです。

さらには1年以上病院で働いていれば雇用保険から失業手当が受けれられます。

失業保険(手当)については「損しない!看護師の失業保険や再就職手当を上手にもらう方法」で詳しく解説しています。

ただし、どれも自分で手続きをしないともらえません
辞める場合は税金や社会保障の制度についてある程度、理解しておきましょう。

なっち

退職が受理されると、人事から説明してもらえます。
そこまで気負う必要はないですが、申請忘れには注意してくださいね!

看護師を辞めて違う仕事はできるのか?3年目で辞めても大丈夫?

看護師を辞めて、看護師以外の道で働いている方はたくさんいますよ。
事実、潜在看護師は71万人います。

看護師を辞めたからとニートでいるわけでなく、それぞれの道を歩んでいます。

他の道を歩んでいる人を紹介します。

看護師を辞めて幸せになった人たち

芸人のオカリナさんをご存知ですか?
オカリナさんは元看護師です。
准看1年、正看3年働いた後、辞めて芸人になったそうです。

下積み時代も派遣看護師をしながら芸を磨いていたらしく、今では元看護師の芸人としても有名ですね。

元看護師としてインタビュー記事もあります。オカリナさんの看護師の価値観に触れて身近に感じました。

 

また、オカリナさんだけでなくTwitter上でも看護師を辞めた方のツイートをよく見かけます。

昔同僚の男性看護師で、
「IT系の起業のために看護師で資金作りしてました。でも目処が立ったから辞めます」
とすっぱり辞めた方もいました。

看護師の資格を取ったからといって、看護師であり続ける必要はないと強く感じます。

看護師3年目で辞めても大丈夫?

3年目は看護師の今後について悩む時期ですよね。
私も悩みました。

正直3年目未満で辞めてもなんとでもなります。
心や身体が壊れてまで、3年間在籍する必要はないと思っています。

ただ、もし可能だったら3年働いた方がいいのも事実です。

  • 求人によっては臨床経験3年以上など条件がある
  • 退職金が出る
  • 3年あれば看護師の一通りのスキルが習得できる

臨床経験3年あれば、後の転職活動で有利に働きます。
また、そこまで金額は多くないですが退職金がでるのも魅力的ですよね。

ただし、何度も言いますが心や身体が壊れてまで3年間在籍する必要はないですよ。

事実、当サイトのアンケートでも、3年目で転職を考えた人は64%
さらに実際転職した人は24%いました。

3年目で辞めてる方も少なくありません。
3年目について詳しく解説した記事がありますので、よければそちらもご覧くださいね。

★「看護師3年目が辞めたいのは当たり前!その深刻な理由と解決方法を紹介」を読む

看護師以外の仕事は何で探した方がいい?

看護師以外の仕事は、本当に千差万別です。

事務もあればアパレルだってあります。
どんな仕事をしたいか迷っていれば、転職サイトやハローワークでキャリア相談をしてみるといいです。

ただし、ハローワークの相談は注意してください。
ハローワークの求人は基本的にブラックなことが多いです。

なぜなら、ハローワークは基本的に求人を断れないからです。

また、私もハローワークで実際に相談したことがあるのですが、

看護師なんて働き口たくさんあるし、
他の仕事で探す必要ある?

と言われました。
看護師の友達も同じように言われたことあります。

ハローワークはキャリアでなく、就職をまず見つける場所だと学びました。

民間の転職サイトエージェントに登録してみるのが、一番の近道ですね。

看護師を辞めずに幸せになる方法

看護師を辞めても幸せにはなれます。
それでも、せっかく得た資格や仕から飛び出すのは勇気がいりますよね。

そんな時は、看護師を辞めずに幸せになる方法をさがせばいいですよ!

・職場を変える/異動する
・人間関係がいい職場に働く
・夜勤を辞める

一番は職場を変えたり(転職)、異動したりすることです。

看護師の職場って女性優位なんですよね。
理論的より、上司やお局の感情で職場の雰囲気が平気で左右されます。

なので、自分の看護師の適正よりも職場との相性で仕事が辛いだけかもしれません。

自分がなぜ看護師が嫌なのか考えてみてください。

  • 夜勤が辛ければ夜勤のない日勤だけの仕事へ
  • 人間関係が辛ければ、人間関係がいい職場へ
  • 常勤が辛ければ派遣やパートなどの働き方へ

病院が辛ければ訪問看護や介護施設で働く方法もあります。

環境を変えれば一気に看護師の仕事が楽しくなるかもしれませんよ!

下の記事では看護師の働き方をまとめてます。
よければ参考によんでみてくださいね!

★「3年目で知っ得!看護師の働き方まとめ。看護師以外の道も紹介」を読む

なっちが本気でおすすめする看護師転職サイトについての記事はこちらからどうぞ

★「はじめての転職におすすめ!看護師転職サイト4選まとめ」を読む

まとめ:看護師を辞めて後悔する人はいません!

この記事では「看護師を辞めて幸せになるか」について解説しました。
私自身の経験上では十分幸せになります。

そもそも辞めて後悔した人は少ないです。
なぜなら看護師は戻れるから。

ただし、辞めるにしても見切り発車は危険かなとは思います。
一番の理由は金銭面ですが、やめることにコンプレックスを覚える人は辞めずに違う道を探しましょう。

一度の人生、自分のやりたいことをやって欲しいです。
そしてそれが出来るのが、看護師資格の最大の魅力です。

この記事が参考になれば幸いです。

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