<この記事は2026年2月3日に更新しています>
ひつじちゃん・強く引き止められるかもしれない。
・退職するまで風当たりが強くなったらどうしよう
・嘘の理由で退職しても大丈夫なの?
こんにちは、ナース部なっちです。私も経験がありますが、退職って本当に大変です。
「退職したい」と伝えても、
「人がいないから」「忙しいから」と話がなかなか進まないですよね...。
そんな状況が続けば「嘘をついてでも退職できないか」と考えてしまうのは当たり前です。
結論から言うと、看護師の退職理由の嘘は、必ずしも悪いことではありません。



退職理由の嘘の「使い方」や「言い方」次第で、大きなトラブルにならずに済むことがあります
この記事では100人の看護師に聞いたアンケートをもとに「嘘にならない言い方でトラブルなく退職」する方法を紹介しています。ぜひ最後までお読みください。
「嘘の退職理由」を伝えた看護師は4割|100人に聞いた本音


実は、退職理由で嘘をついても法律上は問題ありません。



そもそも、退職理由を細かく説明する義務はないんです
実際、退職届にも「一身上の都合で退職します」と書くのが一般的ですよね。
にも関わらず、
上司は「辞めてほしくない」という気持ちから理由をしつこく聞いてきます。
しかも、「その理由では辞めさせられない」と言われるケースも少なくありません。
その結果、話がこじれてトラブルに発展したケースも見てきました。
辞める立場としても、できるだけ波風を立てず、平穏に退職したいと思うのが本音です。



トラブルなく退職するためには、嘘の理由もやむを得ない場合がある
私自身も何度か退職を経験して、やむを得ないと感じるようになりました。。
そこで今回、看護師100人を対象に「退職理由で嘘を伝えたことがあるか」アンケートを行いました。
その結果、4割以上の看護師が「嘘の理由で辞めた」と回答しています。


このアンケートから、嘘の理由を伝える看護師は決して少なくないことがわかります。
なぜ「退職」を伝えるのをためらってしまうのでしょうか?
その背景には、人手不足や職場の雰囲気など、さまざまな理由があります。
言いにくい理由は別記事「退職が言いにくいのは私だけ?10つの理由とスムーズに辞める方法」で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
では実際に、看護師はよくつ合っている退職理由を見てみましょう。
退職理由が嘘でも良いの?看護師がよく使う退職理由





嘘の退職理由ってどんなのがあるの?
「嘘の退職理由」と言っても、すべてが「でたらめ」というわけではありません。
多くの看護師が選んでいるのは「本音を少しぼかした言い方」や「本当ではないけど納得されやすい理由」です。
ここでは、アンケートの結果から実際によく使われる退職理由5つを紹介します。
- スキルアップ、キャリアアップ
- 体調不良
- 結婚
- 引っ越し
- 出産や育児、介護など(家庭の事情)
1|スキルアップ、キャリアアップ


個人的にもおすすめの退職理由です。
自分のスキルやキャリアアップを目指した理由は上司も引き止めにくいんですよね。



あなたの将来を考えたら仕方ないね。頑張って
と送りだしてくれるケースが多いです。



ただし、今働いている職場でも習得できそうなすきるだと、他の診療科へ異動を進められる可能性があるので注意です。
- 今の職場では学べないことを勉強したい
- 資格を取得したい
- もっと専門性の高い職場に転職したい
今の職場では難しいことをアピールしましょう。



特にないんだけど...



自分が興味がある分野で内容を考えてみると、考えやすいですよ!
たとえば「小児専門のスキルを深めたくて」「地域密着した看護がしたくて」など、少し気になってる程度の内容でも大丈夫です。
実際にそこへ転職しなくても、未来志向の前向きな退職理由は引き止めにくくなりますよ。
【看護師の声】



自分の今後の目標があり、そのために退職して新しい分野に挑戦することを伝えた(その時はそう思っていたように言ってしまえばいい)



次にやりたいことを明確にして伝えました。看護師としてのスキルアップが図れる内容であれば、それほど嫌な顔はされないです。
2|体調不良


体調不良を理由にする場合、持病がある方や、精神的な辛さを感じている方におすすめの理由です。
特に夜勤や残業が続いて体調を崩している場合、「今の働き方が自分に合っていない」と素直に伝えましょう。
もし、外来といった他の診療科を提案された時は「今の状態ではどの診療科でも続けていくのが厳しい」「体調の回復を優先したい」と伝えると引き止めにくくなります。
【看護師の声】



自身の健康上のことを話して、引き留めにくくしました



病気を退職理由にするのは、比較的言いやすかったです
3|同棲・結婚


結婚や同棲による退職理由は、トラブルを避けやすい定番のひとつです。
ただし、同棲は「結婚しないのに辞めるの?」と軽く見られる可能性もあるので注意しましょう。また、結婚の場合も仕事を続けてほしいと提案されるかもしれません。
そんな時は「相手の生活スタイルにあわせて、働き方を見直したい」と将来を見据えた前向きな理由を伝えるのがおすすめです。
- 結婚を前提に同棲を始める予定で、生活拠点が変わります。
- パートナーと生活リズムを整えるために、夜勤のない仕事に変えたいと考えています。
なお、実際には結婚しなくても問題ないようです。
退職後にわざわざ同棲・結婚を確認されることはまずありません。万が一聞かれても「相手の都合で延期になりました」など理由で乗り切れます。
【看護師の声】



実際は「業務量が多い。人間関係が悪い。師長がパワハラ気質。」という理由の退職でしたが、結婚して遠方に行くと嘘をついて退職しました
実際に結婚してしまった方も!



円満退職をするためには、寿退社くらいしかないため、遠距離恋愛で付き合っていた彼氏に自分からせがんで結婚してもらった。
県外の彼の元へ行くことを理由に退職を申し出たが、建前もあるのか「おめでとう」とギスギスはせずに退職できた
4|引っ越し


「職場から離れた場所に引っ越しを考えている」も伝えやすい退職理由です。
- 付き合っている人の近くに引っ越しをする(もしくは同棲する)
- 親に戻ってこいと言われている
- 夫の転勤による引っ越しで退職したい
など引き止めようがない理由を言えば大丈夫です。



物理的に通えなければ引き止めようがありません
ただし、職場の近くに住んでいる場合は注意してくださいね。
辞めた後に声をかけられる可能性があります。
そんな時は「その話がなくなってしまった」「希望の物件が見つかっていない」など伝えましょう。
【看護師の声】



引っ越しや家族の意向もあってという理由にしました
5|出産や育児、介護など(家庭の事情)


妊活や出産や育児、介護といった家庭の事情も看護師がよく使う退職理由のひとつです。
プライベートな内容になるため、職場側も踏み込みづらく、比較的スムーズに話が進みやすい傾向にあります。
家庭の事情を理由にする場合、細かい説明をする必要はありません。「家庭の事情で...」と言葉を濁しても理解してもらえるケースも多いです。
【看護師の声】



何度も引き留めに応じるようにしていました。
子供の事情で物理的に無理となったことを伝えて最終的には円満退職できました



職場の不満は一切言わず、あくまでも家庭の事情としました
コツは事実をまぜる|バレにくい退職理由の考え方





嘘の理由でもいいのかな?
嘘の退職理由に対して、どこが気が引ける方も多いと思います。
実際、退職理由が自分の現実と離れすぎると、辻褄を合わせる必要が出てきたり、説明が難しくなるケースもあります。
そんな場合は嘘になりにくい・嘘にならない退職理由を選ぶのがおすすめです。



「前向きな理由」は特におすすめです
前向きな言い方は嘘になりにくい!
先ほど紹介した嘘の退職の理由の中でも、特に嘘になりにくいのは「スキルアップ・キャリアアップ」などの前向きな理由です。
ポジティブな理由は、自分の「気持ち」の話なので、他人が正解・不正解を判断できません。
言い方次第で嘘になりくく、前向きな理由は相手も否定するのは難しいでしょう。
伝え方の例を紹介します。
- 今の職場だと学べない看護や医療分野に挑戦したい
- 疼痛コントロールを深く学ぶために、専門性のある病院で働きたい
- 認定看護師を目指しているため、サポート体制のある職場に移りたい
- 予防医療に興味があり、健診や人間ドックに関われる職場で働きたい
- 患者さん一人ひとりと寄り添える訪問看護に挑戦したい など
このように、自分が少しでも興味を持っている分野や、将来なりたい看護師像を伝えるだけで十分です。
自分の興味あることや将来の希望は嘘ではありません。



私も将来の看護師像を伝えて、スムーズに退職した経験があります。
【看護師の声】



退職理由は病院のマイナス部分や不快な理由ではなく、前向きな理由を話しました。
話し合いのあともお互いに気まずくならず、後悔やトラブルなく辞められたと思います
嘘にはなりにくい伝え方のコツ。事実や本音を織り交ぜて
退職理由を考える際に、注意してほしいことが1つあります。
完全な作り話はおすすめしません。後から必ず無理が生じてボロがでます。



たとえば、独身なのに「夫(妻)が転勤するので辞めます」は無理がありますよね
女性が多い職場では、噂は広まりやすく、ちょっとした違和感から気づかれてしまうケースもあります。



女性の勘は、あなどれません
なので、自分の現状とかけ離れた内容は避けるようにしましょう。
また、嘘の理由であっても、本音や事実を少し混ぜるだけで話に現実味が出て、嘘だと見抜かれにくくなります。
たとえば、今まで訪問看護に関心を示していなかったのに、急に「訪問看護に行きたいから辞めます」とだけ伝えると「本当に?」と違和感を持たれてしまうことがあります。
【Before】
「訪問看護に行きたいです」
【After】
「病棟は患者さんと接する時間が短く、限界を感じていました。退院指導をするうちに地域医療に興味を持つようになりました。
一人ひとりとしっかり関われる訪問看護に行きたいと考えてきます」
このように、実際に感じていた気持ちや経験を少し加えるだけで話に深みが出ます。結果として信ぴょう性がでてしょくいばの理解を得られやすくなります。
「職場の不満」はトラブルのもと|退職理由で避けたい伝え方


いくら前向きな退職理由であっても、その時に伝えてはいけない理由があります。
それは「職場の不満は言わない、伝えない」です。



アンケートでも、満場一致で「職場の不満は伝えない」と答えてました。
私も同感です。本音は伝えたかったですが不要なトラブルは避けたかったので我慢しました。
実際に他の看護師の方々の声も聞いてみましょう。
【看護師の声】



本当は人手不足で過労だったり、教育方針に不満があったりしたが、角が立たないように「結婚のため」という理由にした



ここでの経験は自分にとってかなりいい経験となったということを十分に伝え、あくまでも嫌で辞める訳じゃないというアピールをしました。



退職したい旨を伝えるタイミングとしては、看護師長さんの機嫌の良い時を見計らって伝えました。
勤務など職場環境の不満な点などは言わず、あくまでも自分の体調悪化で私生活にも支障が出てきていることを伝えるようにしました。
あなたはそこから離れる人間です。
考えるべきはあなたの未来であって、辞める仕事場の環境改善ではありません。
納得いかないのもわかります。本当は言いたいのもわかります!
ですが、スムーズに退職するためにも、職場の不満は伝えないようにしましょう。
★前向きな発言をするのも辛かったら★
気持ちが疲れている時、前向きな発言を考えるのもしんどいことありますよね。



未来なんて考えられない。
前向きなんて思いつかない。
看護師として前向きな発言も辛い、一旦辞めたいという気持ちが強いなど。
そんな時は無理して明るい前向き発言をしなくても大丈夫ですよ。
上司に今の状況を気持ちを正直に言いましょう。
その時に将来の展望を添えるだけでも全く印象は変わります。
【隠さず自分の本音を話してみる】
このまま無理して看護師を続けていると、看護を嫌いになりそうです。
嫌いになったら看護師として働く自信がありません。
一旦看護師を離れて、自分の気持ちを整えたいと思っています。
今がその最後のチャンスだと考えています。
この職場で学んだことを無駄にしないためにも、一度医療の世界から離れます。
ご指導いただいたことには感謝しかありません。ありがとうございました。
◯月◯日に退職させていただきますが、それまでは看護師として精一杯努めていきます。
よろしくお願いいたします。
「働いていたら自分がダメになる」
「看護が嫌いになる」
だから今は一旦離れて将来また看護師に戻れるように気持ちの整理をしたい。
このように今の気持ちを正直に話しつつ、看護師に戻る道も考えている(別に本当に戻らなくても良い)ことを伝えると、強く引き止められることが減ります。



ちなみに、私もこの方法を使ったことあります。
初めての転職先の人間関係が悪すぎて、看護師を一度辞めました。
「今は看護師をする自信がない、不安がある」ことを正直に伝えて理解を得ています。
休職などを提案してくる場合も、「医療現場から離れたい」気持ちをアピールすると理解してもらえます。



今強く引き止めても、将来を潰しかねないと思ってくれるようです。
この時でも注意したいのが、「職場の不満は言わない」です。
ここまで追い込まれる以上、職場に対しての不満しか正直ないとは思いますが、トラブルになるだけです。
どうしても伝えたい場合は「環境が自分にはあわなかった」くらいに留めましょう。
看護師が嘘の退職理由を使う場合の注意点


退職理由を伝えるとは、上司だけでなく同僚や他職種との関わり方にも注意が必要です。
特に以下の3つは、必ず意識しておきましょう。
①職場のスタッフに真実は言わない
退職理由に嘘が少しでも混ざるなら、本当の理由は職場の誰にも話さないようにしましょう。
たとえ仲のいい同期や先輩でもあっても、例外は作らない方が安全です。



どから情報が漏れるかは本当にわかりません
誰か一人に話した内容が、最終的に上司の耳に入ってしまうケースもあります。
嘘だっと認識されると、退職日まで居心地の悪い時間を過ごすことになりかねません。
看護師だけでなく、他職種や医師にも注意してください。
最後まで自分が決めた退職理由を貫き通しましょう。
②話の辻褄はあわせる(矛盾しない)
退職理由が矛盾していると嘘だと疑われやすくなります。
そのため、今の自分の状況とかけ離れすぎない理由を選ぶようにしましょう。
極端な例えですが、
子供がいないのに「子育てに専念したい」では違和感がありますよね。
退職理由は「今の自分が話しても不自然に聞こえないか」という視点で考えてみてください。
また、あとから他のスタッフに「◯◯が理由で辞めるんだよね?」と聞かれることも想定しておくと安心です。
誰に聞かれても同じ内容で答えられるように準備しておきましょう。
③退職日まで責任を持って働く
「当たり前」と思われるかもしれませんが、退職が決まるとどうしても気持ちは次の生活や転職先に気持ちが向きます。



退職が決まって投げやりな態度になり、周囲とトラブルになってしまった看護師を見たことがあります
一度悪い印象がついてしまうと、風当たりが強くなり、不要なトラブルが発生する可能性もあります。
無理に頑張る必要はありませんが、スムーズに退職するためにも最後まで責任を持って仕事はこなしましょう。



最後は気持ちよく職場を後にしたいですね
退職までにやること|トラブルを避ける5つのステップ


退職理由だけでなく、退職までの段取りもスムーズに辞めるには重要なポイントです。
実際、「嘘の退職理由だったか」のアンケートで「いいえ」と答えた方たちも、退職までにさまざまな工夫をしていました。
スムーズに辞めるために意識したいのは、次の2つです。
余計なやり取りや引き留めを減らすためにも、事前準備は本当に大切です。
スムーズに退職するための流れを5つのステップで紹介します。
1、就業規則の確認
2、退職したい時期を明確化する(妥協案も考えておく)
3、退職理由を考える
4、看護師長(上司)と面談する
→退職時期のすり合わせ、有休消化の交渉
5、退職届をだす
1、就業規則の確認
「退職したい」「辞めたい」と思ったら、まずは就業規則を確認しましょう。



職場によって、退職を伝えなければいけない期限が違います。
多くの場合は「1〜2ヶ月前まで」と定められています。
管理する立場からすると、1〜2ヶ月で人員を補充するのは難しいため、「もう少し待ってほしい」といった引き留めが起きやすくなります。
なので就業規則を確認したら、期限より少し前に退職を伝えられるように準備をしておくと、スムーズに進みやすくなります。
2、退職時期を明確化して、計画を立てる。
退職したい時期が決まったら、次に以下の2つを考えておきましょう。
- いつ退職を伝えるか
- どこまで譲歩できるか
伝える時期について
退職を伝えるタイミングは、正直かなり悩ましいですよね。
というのも、上司によって「伝えてほしい時期」が全く違うから。
「早めに言ってほしい」と言われたので早く伝えたら、「そんな先のことは考えられない。もっと近くなってから」と話が終わってしまう。
どの職場でもよく聞く、あるある話です。判断基準が上司次第だと、戸惑いますよね。
伝える時期で悩む場合、就業規則に書いてある期限の1ヶ月前あたりで伝えるといいでしょう。



就業規則が2ヶ月前なら、3ヶ月前に一度声をかける感じです。
退職届を出すのではなく、一度辞める意思があることを伝えればOK。上司も調整がしやすいようです。
また、ボーナスを満額もらいたい場合、ボーナス支給後に退職することを伝えましょう。



ボーナス前に伝えると、ボーナスが減額される可能性があります。
支給自体は法律で守られていますが、査定額(ボーナスの金額)は職場側が決められるためです。
たとえば、3月末退職を考えている場合、12月に満額を受け取り、1月に退職を伝えるという選択肢があります。
もちろん、「多少ボーナスが減っても、早く辞めたい。確実に辞めたい」と考えているなら、早めに伝えた方が退職はスムーズに進みます。
譲歩できる内容を考える
退職日について話し合う際は、あらかじめ譲歩(妥協)できる内容を考えておきましょう。
たとえば、3月末で辞めたい場合の妥協案(例)はこちら
・4月までなら働けます
・3月31日で退職する代わりに、有休消化日を減らします
最初から「絶対この日で辞めます」と一点張りにするより、いくつか選択肢を用意しておいた方が話は進みますくなります。
また、引き留めや延長を提案されると予想できる場合は、最初から少し早めの日程を提案するのも一つの方法です。



1月末で退職を考えています。(本当は3月31日に退職したい)



今は人手不足で難しい。もう少し働けないかしら



わかりました。3月31日であれば対応できそうです。
いずれも退職を考えたら早めに行動を開始しましょう。
【先輩看護師からのアドバイス】



数か月前より準備しておくこと。
1か月前程度では短期間すぎる。引き継ぎも上手く行かず、夜勤があることで交渉期間が延びがち。
3、退職理由を考える
明確な退職理由を伝えられれば強く引き止められる可能性は少ないです。
理由があいまいだったり、その場の感情で伝えたりすると引き留めが強くなったり、話し合いが長引く原因になります。
最初に紹介した退職理由を参考に矛盾なく、一貫した退職理由を考えておきましょう。
【看護師からのアドバイス】



一時的な感情で退職を申し出るのは、退職日までに自分も周りもストレスになりうるので避けた方がよいと思う。
転居、結婚、妊娠など、周りの意見ではどうにもならない理由であれば、スムーズな退職が可能と思う。



自分のやりたいことや夢を伝え、現在の職場ではできないことを一貫してアピールするようにしました。



理由はやはりネガティブなものではない方が話が進みます。
4、看護師長(上司)と面接する
いよいよ上司との面談です。緊張するとは思いますが、大丈夫です。これまでの準備を武器に頑張ってください。
面接の際は、次のポイントを意識しましょう。
- 退職時期を明確に提示する
- 職場の不満は言わない
- 退職の理由ははっきりと伝える
- 難色を示されたら譲歩できる案を提示する
誠意を持って、冷静に対応すれば上司も理解を示してくれます。



弱気な言い方や語尾があいまいになると、話の主導権を持っていかれます。
はっきり、落ち着いて、言い切ることを意識してくださいね。
有給消化について
有給消化の扱いは、正直なところ、職場や上司の考え方によって差が出やすい部分です。



有給はある程度取得させていれば、法律上問題になりません。
なので「全部は無理」と言われる可能性は高いです。
とはいえ、何も言わなければ有給の話が出ないまま、話が終わってしまうケースもあります。
退職の話をする際に「有給はどの程度取得できますか?」と一度は確認しておきましょう。
もし、難色を示された場合は
- 連休でなくてもいい
- 単発での取得でも問題ない
など、譲歩を見せることで、結果的に取得できる日数が増えることがあります。



退職まで日数がある場合、「毎月◯日ずつ消化したい」と提案することもできます。
5、退職届を提出する


上司との話し合いで退職時期が決まったら、最後に退職届を提出します。
実は、退職は口頭でも成立するって知っていましたか?



本来は退職届がなくても、伝えてれば問題ないんです
ただし、あとから「聞いていない」「時期が違う」といったトラブルになる可能性があります。万が一いらないと言われても必ず書面で届けるようにしましょう。
退職届に記載する内容は、次の4点で十分です。
書式は規定がない職場がほとんどですが、念の為に就業規則や人事に確認をしておくと安心です。
なお、退職理由は詳しく書く必要はありません。「一身上の都合により退職いたします」で問題ありません。
また、退職「願」ではなく退職「届」と記載を間違えないようにしましょう。願いという意味は「職場に判断してもらいたい」という意味にもなります。なので、職場が退職日を変更することも可能になってしまいます。
退職は必ず「退職届」を提出してくださいね。
退職後は条件を満たしていれば「雇用保険」や「再就職手当」を受け取れる可能性があります。
手続きや受給条件については「損しない!看護師の失業保険や再就職手当を上手にもらう方法」で詳しく説明しています。ぜひご覧ください。
嘘の理由でも退職できない時


どんな理由に考えて伝えても、職場によっては退職を受け付けてくれないケースがあります。
強く引き留められたり、感情的に怒られたりと「理不尽」と感じる場合、こちらの伝え方や理由の問題ではありません。職場や上司の問題です。
「半年前には申告すること」と上司の独断のルールを押し付けられることもあります。
「なんでもっと早く言わないの?」
「7ヶ月前には言わないと無理!」
と、当然のようにNOを突きつけられるケースもあるでしょう。
しかし、法律上、退職の意思は2週間前までに伝えれば問題ありません。



実は就業規則で数ヶ月前とあっても、法律上の期限が遵守されます。
なので、2週間前に伝えて辞めても本当はいいんですよ。
もし話し合いが難しかったり、取り合ってもらえない場合は無理に話を続ける必要はありません。
看護部長や人事課に相談して、その方々と話を進めることもできます。
また、労働基準監督署(労基)への相談も有効です。相談した事実があるだけで、職場側の対応が変わるケースもあります。
「退職」は労働者の正当な権利です。辞める権利を認めずに、無理に引き留める行為は法律上問題になる可能性があります。



あなたは十分誠意を持って対応しています
「就労規則を守る」「早めに伝える」のはこちらの善意です。その善意を悪用する方に弱気にならなくて大丈夫ですよ。
退職を言い出しにくい背景を「退職が言いにくいのは私だけ?看護師が思う10つの理由とスムーズに辞める方法」で解説しています。
退職前に。転職についても考えておこう!


退職を考え始めると「辞めた後どうしよう」「仕事はまだ探さない方がいい?」と辞めた後の生活を考え始めますよね。
はじめて退職を経験する場合は、辞める前に次の選択肢を少しでも知っておくと安心です。



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「どんな求人があるのかだけ知りたい」「連絡は最低限で良い」という方は
看護roo!については別記事「これが無料!?看護roo!「転職ガイドブック」には転職成功の秘訣が満載!」
ジョブメドレーは別記事「知っ得!ジョブメドレーの勤続支援金はいくらもらえるの?もらい方や申請方法を詳しく解説します」で詳しく解説しているので、気になる方はぜひご覧ください。
在職中に転職活動をするメリットや成功のコツは「3年目看護師が辞めたいのは当たり前!」で詳しくまとめています。
まとめ:嘘も方便!大切なのは「言い方」と「準備」


嘘の退職理由を使うことは、決して悪いことではありません。不要なトラブルを避けることもとても大切なことです。
あくまでも次に進むためのひとつの選択肢です。
参考になれば幸いです。
・調査対象:退職の意思を伝えたことのある看護師
・調査内容:「退職が言いにくかった理由を教えてください」
・調査方法:クラウドソーシングサイトにてアンケートを実施
・調査人数:100名
・調査期間:2023年1月







