リーダー業務が辛い..コツってないの?
なんで私はリーダーできないんだろう
こんにちは、ナース部なっち(@なっち)です。
ようやく日々の業務が慣れたと思ったら、リーダー業務。
自信がなかったり、ストレスを感じることありませんか?
リーダー業務は看護スキルとは違うスキルが求められるので、戸惑うことも多いですよね。
この記事では以下のリーダー業務についてまとめています。
- リーダーの役割
- リーダー業務ができないと思う理由
- リーダー業務が出来るようになるコツ
リーダー業務のToDoリストも無料で公開しているので、ぜひ、参考にしてみてくださいね✨
いつからはじまる?リーダー業務とその役割
リーダー業務は多くの病院で臨床経験3〜4年目に始まります。
私の場合は3年目の夏頃、プリセプターが落ち着いてから始まりました。
2年目で始まる病院もあるみたい!
新人教育や重症患者が受け持てるようになってから、リーダー業務が始まることが多いようです。
他の同期たちはリーダーやっているのに、私だけ始まってないよ...
焦らなくても大丈夫。
人によってペースは違います。
リーダーと看護師の仕事は違いますよ
「リーダー始まらない=仕事できない」ではないのを覚えておいてください。
1人のリーダーを育成するのに周りは多くのサポートをしています。
一度に大量のリーダー育成するのも大変だったりと、病棟理由もあります
リーダーは新しいスキルが必要になってきます。
リーダー必要なスキルは主に3点です。
- 看護スキル
- 対人スキル
- 調整力
新しくスキルを養う必要があるので、負担が増えます。
リーダー始まるまでは自分の仕事に集中できるチャンスです。
いまのうちに看護スキルを伸ばしちゃいましょ!
リーダーの役割
リーダー看護師の役割は実はたった1つです。
サポートをするために行うことは主に3つになります。
- 病棟全体を把握し指示を出す
- 他職種や医師との連携を図る
- 次の勤務へ引き継ぎを行う
リーダー業務の役割は限られています。役割以外をこなす必要はありません。
全部完璧にしなきゃ...
全てを完璧にする必要はないです。
徐々にできるようになってきます。
まずはリーダーの役割だけに集中してくださいね
実際になぜ「リーダー業務ができない」と考えるのか理由を考えていきましょう。
わたしだけじゃない!リーダー業務ができないと感じる9つの理由
リーダー業務ができないと思う理由は主に以下の9つです。
一つずつ説明していきますね。
1.何をどこまで情報収集すればいいかわからない
リーダーだから全部の情報を把握しなきゃいけないと思っていませんか?
30人以上いる患者の全ての情報を収集していたら、朝どれだけ早くきても間に合いません。
収集できないことで焦りも出てしまいます。
やみくもに情報をあつめても活用できません
患者一人一人の状態を把握するのは受け持ち看護師の役割です。
リーダーの情報収集のポイントは以下の3点です。
- 入退院などの本日の主なイベント
- 重症度の高い患者
- 夜間に入院した患者情報
リーダーとして働いていくうちに、ほしい情報や事前に把握したい情報が精査できるようになります。
まずは最低限のポイントだけを抑えましょう。
上の3点は目安です。病棟によっても必要な情報は変わります。
他の先輩や上司に最低限必要なとっておくべき情報をきいておくのもおすすめですよ
2.先輩に指示をださないといけない
経験も年齢も上の先輩に、指示をだすほど苦痛なことはないですよね。
しかもお局や怖い先輩相手なんて何かの罰ゲームかと思うくらいです。
間違ったことをお願いしていないか
否定されてたり、怒られたりしないかな
緊急入院とかお願いしにくいよ
といった気持ちもすごくわかります。
先輩によっても、言いやすい先輩・声をかけやすい先輩と様々です。
ただ、ここで必ず覚えておいて欲しいことが1つあります。
先輩たちもリーダーだからすべて出来るとは思っていません
リーダー業務は今までとは全く違う新しいスキルです。
すぐに完璧に出来るとは思っていませんよ。
もし嫌味や悪口をいう先輩がいたら、それはリーダー業務とは別問題です。
気にせず上司や指導の先輩に相談してください◎
3.知識がないのが不安
看護師の経験値がまだ浅いからこそ、「未熟なのにリーダーをしていいのか」と不安になりますよね。
臨床経験2・3年目看護師の勤務帯リーダーの自信につながる要因(横田ら、2013)よると、
リーダーを始めた看護師は、
- 看護実践能力
- リーダーシップ能力
- 対人関係等の能力
に不安を感じており、臨床経験の少なさが自信がもてない原因と述べています。
研究論文になるほどに、みんな不安に感じています。
先輩や上司も当然理解しているので、フォローしてくれます。
まだようやく業務が一通りできるようになった段階です。
徐々に知識はついてくるので、心配しすぎなくて大丈夫ですよ。
4.医師や他職種との連携が多い
今までは最低限の連絡ですんでいた医師や他職種への連絡。
リーダーになると「橋渡し」として先頭に立つ必要があります。
特に医師は手術で治療中など連絡が取れないし、報告に緊張しますよね。
指示をお願いしたのに、忘れらていた時は泣けます。
他職種も医師も仕事があるので、支障がでない配慮はしていきたいです。
あらかじめ報告チェックリストを作成すると漏れも少なく、簡潔なやりとりができます。
苦手な医師にも最低限のやりとりで済むので最低限のストレスですむのも嬉しいですね。
- 医師に確認したい内容をリスト化しておく。
- 急ぎではなければ、指示棒を鬼のように立てる
- 外来や手術・処置などの時間を確認し、なるべく空いている時間に連絡する
- 至急確認が必要な場合は、一度練習する・紙に書くなどしてから簡潔に伝えられるようにする
など対策をたてて乗り越えましょう。
5.指示を拾わないといけない
オーダーがいつの間にか増えてることがありませんか。
さらりと至急の文字があったりで、教えてよ〜と思うこともしばしば。
朝、昼、申し送り前など、指示受けする時間をあらかじめ決めておくと、見落としが減りますよ。
夕方、申し送りが終わったら指示が増えてる
医師たちも、仕事がひと段落した時間を狙ってくるので、勤務交代時間に指示が大量にでることも。
正直、一番困るパターンですですよね。
急ぎもあるかもしれないし、そのままにしておくのも次の勤務者に申し訳ないです。
一通りみて、当日か明日の朝に影響するものは指示受けはしたほうがいいです。
優先度が低いものは、夜勤でお願いしても問題ありません。
ただ、若手ナースにはハードル高いです。残業辛いところですよね...
これは病棟全体の問題になるので、勤務交代後すぐの指示受けをどうするのか取り決めを作ったほうがいいです。
問題提起は難しいかもしれませんが、まずは上司や話しやすい先輩に相談してみてください。
6.チームをうまく回さないといけない思うプレッシャー
リーダーの大きな役割が、メンバーが円滑に仕事ができるように調整・サポートすることです。
リーダーの対応が遅ければその分ほかのメンバーの仕事が遅くのでプレッシャーを感じますよね。
迷惑をかけるわけにはいかない
と普段以上に神経を尖らせている状態が続きます。
周囲に目をくばりながら、チームメンバーが今何をしているのか把握することが大事になります。
チェックリストやワークシートを活用していきましょう。
ワークシートは無料で配布もしているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
7.緊急や想定外の出来事に混乱してしまう
緊急の入院や急変など、想定外のことがおこると慌てますよね。
こちらの判断ミスで事態が悪化するのでは、と余計プレッシャーに感じていませんか?
実は想定外と思っていることは想定内にできるんですよ
混乱する理由は、想定外のことにとっさに判断や指示ができないからです。
逆に言えば、最初から想定してしまえば乗り切れると思いませんか?
病棟で起こりやすい緊急や想定外の出来事はだいたい決まっています。
あらかじめ対策をたててシミュレーションしておくと、うまく乗り切れます。
詳しくは後ほど後述しますね。
8.ベッドコントロールがうまくいかない
退院、入院、重症度。
日々病状が変わる患者さんを把握しながらベッドをコントロールするのは至難の業です。
主任や師長でも頭を抱えています。
最初は戸惑うことも多いですが、上司に相談しながら調整していけば問題ありません。
9.ほかのメンバーの手伝い(サポート)をする余裕がない
リーダーについて意外だったのが「手伝いができない」と罪悪感を感じる看護師が多いことです。
確かに、先輩ナースがリーダーだと合間を縫って、保清などの手伝いにきてくれますよね。
自分もケアに入らなきゃと思っていませんか?
できればベストかもしれませんが、リーダーはあくまでも「調整」が仕事です。
業務全てをやる必要はありません。
そのうち、余裕がでてきたら手伝うくらいの気持ちで大丈夫です。
スーパーマンになる必要はないよ!
「リーダーは完璧にやらなきゃいけない」は間違えです。
何度でも言いますが、リーダーはあくまでも調整役。全部完璧にできなくても大丈夫です。
今までの経験で培ったのは受け持ちの時の看護スキルだけで、リーダーとしての対人スキルや調整力などは徐々に身についていきます。
ゆっくり学んでいきましょう
リーダーは準備で9割解決できる!できるナースの5つのコツ
できるナースを思い浮かべると、なんでもそつなくこなすイメージありますよね?
なぜできるナースなのか考えたことありますか?
実は仕事ができる人の大半は勤務前の事前準備を怠らずしています。
看護の話ではありませんが、2011年東日本大震災を覚えている方も多いと思います。
あの大混乱の中、ディズニーリゾートの冷静な対応が絶賛されたのをご存知の方も多いのではないでしょうか。
実はディズニーリゾートでは年に180回もの大地震を想定した訓練を行っています。
3日に1回は訓練をしていることになりますね。
結果、キャストたちは冷静に対応できたと言われています。
事前にいかに想定して準備をしたか。実はこれが「できるコツ」なんです。
病院内でも急変時の訓練をしますよね?
救急カートまでの同線や連絡の方法、人の動きなど事前に把握することで、いざ急変が起きた場合に冷静に動けるようになります。
これはリーダー業務にもあてはまります。
事前におこりえる状況を想定して準備をすることでリーダー業務が格段にスムーズになります。
リーダーができない理由を振り返ると、大きく4つの問題点があがります。
- 調整が思うようにいかない
- 緊急時にあわてる
- コミュニケーションがとれない
- 全てを完璧にやろうとする
問題点がわかると改善策も自ずと見えてくるのではないでしょうか?
- 準備をする
- 緊急時などを想定して、どう行動するか考える
- 医師と普段からコミュニケーションを図る
- 他職種には日頃からあいさつして認知度をあげる
- できなくても、「できない」こともあると割り切る
以上の5点を意識してみましょう。
驚くほど楽になる。事前準備でリーダー業務を攻略しよう
事前に準備を徹底することで、驚くほどリーダー業務が楽になります。
事前に準備したほうがいいのは以下の5点です。
1.日頃から同僚のキャラを把握しておくべし
一緒に働いていると、働きやすい人・話しやすい人など色々見えてきますよね。
それだけではなく「どんなことが得意か」「どんな性格か」を意識してみてください。
体位変換がプロ・食事介助がうまい・ミスしないなど、人によって得意分野が違うことがわかってきます。
部屋割りなど考える時に、その人の得意分野が活かせる場所に配置すると業務スピードがあがりますよ。
適材適所ですね
また、性格も意識すると人それぞれの最適な声かけもできるようになります。
・褒め言葉でモチベーションと仕事スピードが変わる。
・困っていることを伝えると、フォローしてくれるなどなど
言葉かけが難しい人でも、枕ことばをおくと円滑に話がすすんだりするのでおすすめですよ。
2.勤務表でリーダー当日のチームメンバーをあらかじめ把握すべし
あ〜、この人と一緒に働くのいやだな〜
そのセリフで終わらせてはいけません。勝負はすでに始まっています。
誰がくるのではなく、「何が得意な人か」「自分にとってどんな人か」で考えてみてください。
- 処置が早い人
- 入院さばきが得意な人
- 緊急や急変も迅速に対応できる人
- 困った時に相談がしやすい・声をかけやすい人
好き嫌いは一旦置いておいて、当日にどう動いてもらえる人なのかを考えておきましょう
ベッドコントロールはこの人に相談しよう。
急変時はこの人とこの人はすぐに動いてくれる。
あらかじめ相談しやすい人を何人か確認しておくと、気持ちも楽になりますよ。
出勤前は慌ただしいと思うので、前日までには把握しておきたいですね。
相談しやすい人にあらかじめ「リーダーで相談乗ってほしい」ことを伝えれば、相手も意識してくれます
また、忙しさのピークでも事前に声かけをしておけば、お互いが慌てずにすみますね
出勤日の翌日がリーダー勤務だった場合、なるべく翌日の部屋割りメンバーも把握してから帰りましょう。
部屋割りを把握しておくと、手が空きやすい・部屋から出れないくらい多忙になるなど、予測がたてられます。
当日の部屋割りがわかれば、それも考慮して計画が立てられますよ
3.当日は少し早めに出勤すべし
「前残業がつかない」といった嘆きもわかりますが、慣れるまでは早めに出勤して準備した方が楽です。
ちなみに患者全員の検査数値や情報などは確認しなくて大丈夫。
患者さんの細かい情報や状態を把握するのはメンバーの役目です
勤務前に以下の4点は確認しましょう。
1日の予定の確認しToDo(ワーク)リストを作成
→入院・退院・手術、勉強会など大きなイベント
昨日の出来事
→夜間の緊急入院した患者の情報はとる(検査や処置が追加になっている可能性が高い)
→前日勤務だった場合は、夜間の出来事をさっと確認すればOK
各メンバーの受け持ち部屋を確認
→受け持ちの看護師の大まかな動きをおさえておく
※メンバーがどこで何をしているのか大体把握できる(電話せずとも探す手間が省ける)
→予定外の入院などをとるメンバーの順番を決めておく
休憩の順番をおおまかに決めておく
→状況によって変わるので、おおまかに程度で。
早く出勤すると、その日の全体や自分の動きをイメージすることが出来ます。
イメージがつくと、やることが明確になり慌てる必要がなくなります。
リーダー業務が一気に楽になりますね。ただし、ここで1点注意。
早く出勤して指示受けするなど、業務を前倒しして始めない!
早く仕事を始めても、仕事は早く終わりません。余計に焦るだけです。
リーダー業務はいくらでも湧いてきます。
あくまでも、その日どう動くかの情報収集に努めてください。
もし余裕があって、暇であれば指示受けするくらいのスタンスです。
慣れてくれば、早く来なくてもある程度できるようになります。
それまでは、すこし早めの出勤を意識してみましょう。
少し早く出勤すると、メンバーの部屋割りを変えることもできます。
自分が働きやすい環境を作ってしまいましょ✨
4.仕事の効率化!チェックリスト、ワークリストを作成しておこう
受け持ちの時もToDoリストをつくったり、行動予定表を作って活用していませんか?
リーダーも同じです。
あらかじめ、行動予定表を作成しておけば、書き込むだけですむので仕事の効率化が期待できます。
ワークシートとかあまり見たことないよ
人によって、使いやすい書式が変わるのであまりないですよね
ナース部では、参考例で2通りのチェックリストを作成しています。
・チームメンバー
・時系列
私は拡大して、A3の版に挟んで使っていました。
A3版はすごく大きいので、最初「邪魔」とか言われましたが笑
気づくと他のメンバーもその版を見て行動していたので、確認はしやすいようです。
使いやすさは人それぞれだと思います。
このリストをヒントに自分なりの形式を作ってくださいね
無料で配布しています!後述しているので気になる方はコチラからどうぞ。
5.もう慌てない!想定できる事態をマニュアル化しよう!
緊急や予定外の出来事は慌てますよね。
慌てない人は、その経験が何度もあるからです。
ではない場合はどうするか。
答えは簡単です。
またイメトレ?
その通りです。
何事もイメージトレーニングしておくと、冷静に対処できますよ
診療科によって、現場で起こる不足の事態はだいたい決まっていますよね。
どんな急変かなんてわからないよ
循環器なら循環器系の急変が多いですよね。
だいたい予測はつきます
また、リーダーは急変時の直接的な対応はなるべく他のスタッフに任せましょう。
リーダーは他部署や医師と連絡を取り合ったり、急変以外の部屋の管理も意識する必要があります。
※最初から中心にいて抜け出せない場合は、他のスタッフに電話を預けてリーダーを委託して下さい。
スタッフが一斉に来てしまうので、他の部屋が放置になり二次トラブルや医療事故が起きる可能性があります。
- 緊急の検査や処置ができるか他部署に連絡
- 家族への連絡
- 他の患者さんの対応
リーダーとしてやることはたくさんあります。
あらかじめ急変時のリーダーとしての動きを考えておかないと、何も出来ずに立ち尽くします。
思い浮かばない場合は、ほかのリーダー経験者に相談してマニュアルを作り、イメトレしておきましょう!
マニュアルを作って満足しちゃだめですよ。
いつでも動けるようにイメージトレーニングして準備してくださいね!
リーダー業務以前に仕事が抜ける...と悩んでいませんか?
その原因と3つの対処法も解説しています。
日々の業務の効率化ができると、リーダー業務にも自信がつきますよ!
日頃からのやり取りで、医師のキャラをつかんでおこう
医師との連携は、業務を円滑に進めるためにとても重要です。
日頃から簡単なやりとりでいいので、医師のキャラや動きを把握しておくと、リーダー業務も楽になります。
関係性ができていると、指示や確認がしやすいです
確認しやすい医師、オーダーをすぐ出してくれる医師、対応がめんどくさい医師、いろいろな方がいます。
自分のストレス軽減のために、日頃から観察してみましょう。
苦手な先生だけど、患者さんの担当だし聞かなきゃいけない...
この時間は外来で不機嫌だし、お昼あたりに連絡するか
急ぎではなければ指示棒を活用したり、聞くことを最初からメモしたり対応策がわかります。
心理学を使いこなせ!他職種には日頃からあいさつして認知度をあげよう
「単純接触効果」をご存知ですか?
興味がない人でも繰り返し接触することで、好感度があがる心理現象のことです。
複雑な言葉を交わす必要はありません。
検査の時やすれ違った時にあいさつをする、「忙しいですよね」と簡単な会話をするくらいで格段に印象が良くなります。
関係性ができると、電話などの確認もしやすいですし、多少の無理はきいてくれたりします。
リーダー業務も楽になりますよ。
「コミュニケーション苦手」と思う人ほど特におすすめです。
あいさつだけで人間関係がよくなりますよ!
ぜひ日頃から意識してみてください。
諦めも肝心。できないことはできないと割り切る。
リーダーだから完璧にできないといけないと思っていませんか?
経験年数が浅ければ病態知識はその分浅いです。
先輩に比べてできないのは当然なんですよ。
できる先輩も、最初からなんでも出来たわけではありません
何度も繰り返し努力したから、できるようになっただけです。
先輩たちも、同じ道のりをたどっています。
リーダーだからといって、全てを背負う必要はないです。
リーダーだからこそ、周りにもサポートしてもらいましょう。
無料テンプレート:日勤ワークリスト配布中!
日勤リーダーのワークシートになります。
- チームメンバー(縦型)
- 時系列(横型)
の2種類です。
チームメンバーはメンバーの予定が書き込めるようになっています。
時系列は、時間によって動きが把握できます。
縦型はこんな感じ
お好きな方をお使いくださいね!
A4サイズで作っています。
縦、横で使いづらいなどありましたら、お問い合わせください。
無料でダウンロードできるので、悩んでいたらぜひ参考にしてみてくださいね。
使っているうちに、自分のほしい情報や、書き方がわかってくると思います。
どんどん自分の使いやすい形にカスタマイズして、自分なりのワークシートを作ってみてくださいね!
別タグに飛ぶので右クリック→プリントして使用してください。
何か問題などありましたら、お気軽にお問い合わせくださいね!
無理は禁物。リーダーが向いてない、つらいと思ったら
リーダーを負担に感じる看護師は多いです。
実際、当サイト独自アンケートでもしんどい理由のランキングで「リーダー業務」は1位でした。
100人アンケートの統計結果を記事にしているので、気になる方は読んでみてくださいね。
★TOPページの画像から記事が読めます!
臨床経験2・3年目看護師の勤務帯リーダーの自信につながる要因(横田ら、2013)の論文も、
新しい役割によって離職している看護師が多いことから研究を行ったそうです。
準備もしたし、イメトレもした!
それでもやっぱり負担、つらい!
リーダー業務が「向いてない」「つらい」という気持ちから抜け出せない場合、できる対応策は以下の3つです。
- 一旦、リーダーをはずしてもらう
- 転科して新しくやり直す
- リーダー業務がない仕事に転職する
一旦、リーダーをはずしてもらい、少し気持ちを整理するのも問題ありません。
何事もやってみないとわからないですからね。
リーダーから可能な限り逃れたい場合は、転科して一からやり直す方法もあります。
ただし、病院は基本的にリーダー業務は必須と考えた方がいいです。
最後の手段としてはリーダーがない職場に転職する方法もあります。
看護師は色々な働き方ができますよ。リーダーに固執する必要はないですからね!
キャリアを考えた場合、リーダーは経験した方がいいのは確かです。
リーダーについて、1人で悩まず、上司や相談しやすい先輩と今後をよく話し合ってくださいね。
3年目の独自アンケート調査結果を記事にしています。
まとめ
リーダー業務ができない、と悩む看護師はとても多いです。
リーダーとしての責任に神経を尖らせるので心身にも負担がかかります。
その解決策として「事前に準備する重要性」をお伝えしました。
事前に準備することでミスが減り、不足の事態に備えられ、冷静に行動ができるようになります。
準備しても、そんなにできるようになった気がしない
補足ですが、どれだけ準備しても急に120%の力は発揮できません。
できるのは、ほんの一部の超人だけで、多くの人はゆっくりと成長していきます。
準備をもとに徐々に成長し、ある日いつの間にかできるようになるので焦らないでくださいね。
看護師リーダー業務の参考になれば幸いです。
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