こんにちは、ナース部なっちです。
看護師3年目、しんどいとストレスを感じたことはありますか?
実は9割の看護師が「3年目をしんどいと思ったことがある」と回答していました。
私自身、看護師3年目で「しんどい」「このままでいいのか」と感じ4年目に転職した経験があります。
そこでこんな疑問が沸きました。
- 3年目はしんどいと思ったのは自分だけ?
- みんなが感じるしんどさってなんだろう?
- 本当に「しんどい」=「辞めたい」なのだろうか?
- 他の看護師はどうやって乗り越えたんだろう?
- 辞めた理由、辞めなかった理由が知りたい!
- 辞めなかった人は今でも同じ場所で働いてるの?
今回当サイトで独自に看護師50人に「3年目について」のアンケートを行いました。
この記事ではそのアンケート結果をお伝えしていきます。
ぜひ今後の参考にしてみてくださいね
ナース部では管理人のなっちが看護師アンケートなどの聞き取り調査や、日本看護協会などの統計を元に信頼性の高い記事を作成しています。
50人の看護師に聞いた!3年目が「しんどい」理由をアンケート結果から読み解く
今回ナース部では病棟看護師3年目の経験がある看護師50人を対象にクラウドワークスでアンケートを実施しました。
アンケート内容は主に6項目です。
- 3年目でしんどいと思ったことはあるか。その理由。
- 3年目で一番しんどいと感じた時期(季節)
- 3年目で転職をしようと考えたことはあるか?
- 実際に3年目で辞めて転職をしたか?
- 辞めずに続けた理由
- 3年目で辞めなかった場合。現在も同じ場所で勤務を続けているか
今回のアンケートは看護師3年目以上の方を対象に実施しています。
わかりやすく表にまとめたので、一つずつ詳しくみていきましょう。
3年目でしんどいと思ったことはあるか。その理由。
50人中45人が「しんどいと思ったことがある」と回答していました。
実に9割の方が3年目をしんどいと回答していることになります。
想像以上に多かったので驚きました。
みんな「しんどい」と感じてるんだ!
私も3年目の同期たちと仕事が終わっては「しんどい」と愚痴っていたのを思い出があります。
では実際、何を一番しんどいと感じていたのでしょうか?
しんどいと感じる11選
「しんどいと感じたことがある」と回答された45人にさらに聞いてみました。
しんどい感じる理由11項目について、該当するものに選択してもらっています(複数選択)
結果を表にまとめました。実際に見てみましょう
ランキングにしたものを以下まとめました。
1位:時間外業務が多い
2位:リーダー業務が負担
3位:夜勤が辛い
4位:人間関係が悪い
5位:新人教育が負担
5位:医療事故などの不安
6位:看護研究が負担
6位:給料が安い
7位:知識や経験が上がらない
8位:教育制度が悪い
9位:その他(委員会が多い)
上位3位の主な理由について解説します。
1位:時間外業務が多い
- 業務時間内の仕事量が多く時間内に終わらない
- 新人教育のフォローに入るため、自分の業務が遅くなる
- 委員会や研修が時間外業務にある
- 勤務交代前後のナースコール対応などで時間外になってしまう
- 勤務時間ギリギリにDrの指示や処置の依頼が起こる
- 後残業だけでなく前残業も多い
時間外業務が1番の理由でした。
激務で記録が終わっていないのに、勉強会とか苦しいですよね。
自分の業務をこなしつつ、新人教育やリーダーも並行して行うので仕事量は確実に増えています
3交代だと日勤から夜勤までの休憩時間がほとんどなくなるといった悲劇もあります。
2位リーダー業務が負担
- リーダーに慣れない
- 責任、プレッシャーに感じる
- 医師や他部署との連絡に慣れない
- 先輩によってはお願いするのに抵抗を感じる
- 慣れないから時間がかかってしまう
ようやく業務が慣れたと思ったら、今度は責任が一気に降りかかる悲劇...!
まだ自分の知識や手技が確立していない中で、リーダーの責任は想像以上にプレッシャーになります
まだ業務に慣れただけで自信もない中、負担に感じます。
3位夜勤が辛い
- 3交代で身体の疲れが取れない
- 看護師が少ないので、負担が大きい
- 急変や入院などイレギュラーに対応できるかが不安
夜勤はとにかく身体にも心にも大ダメージです。
夜勤特有の疲労感がありますよね...
出勤時間が不規則なので、疲れが取りきれないこともあります。
また、シフト制のため休みが不規則なことも要因の一つでしょう。
疲れが解消されない状態で次の勤務へ...を繰り返すと段々と心身の余裕もなくなります。
その他
「日勤が激務でトイレにもいけなかった」「3つの委員会を兼任しなければならなかった」など回答がありました。
激務で身体を壊し、入院することになった方もいました。
3年目で一番しんどいと感じた時期(季節)
3年目と言っても1年の幅は大きいですよね。
実際いつ頃が一番しんどいと感じるのか聞いてみました。
アンケートの結果、一番しんどいと感じた時期は4月から6月の春でした。
一番しんどいと感じた時期:春(4〜6月)
春に新人が多く入り、新人教育を行わなければならない中、 自分自身が多くの業務をこなしていかなければいけない必要があった。
また、受け持ち患者の重症度があがり、心身ともに負担がかかった。
新人が増えて指導する立場になったが、まだ未熟だったためジレンマがあった
春、新卒が来ることで重症患者を鬼のようにつけられる
春は「新人教育担当」(プリセプター)を理由に挙げている方が多かったです。
自分の業務と新人教育の業務が重なる上、指導に割く時間を捻出する大変さ、指導の難しさを感じていました。
他にもリーダー業務や委員会でしんどいと感じたことがあると回答された方もいました。
理由を聞いていると、新人教育そのものが負担ではなく、
仕事量が増えることが負担のようです。
アドバイスの仕方など、指導する難しさを感じても、大変な新人時代を経験したからこそ真摯に対応しようとしているのがうかがえます。
また、周りが慌ただしいうえ「3年目」だからと質問できる機会が減ったという意見もありました。
一番しんどいと感じた時期:夏(7〜9月)
夏。異動してきた看護師の人柄がわかる時期
プリセプティも働き始めて3ヶ月程経ち色々経験させなければならないことが増えてきたので、その分私のフォローも大変になりました。
人が一気に辞めてしんどくなった。
春の人事異動での慌ただしさが落ち着き、徐々に人柄が見えてくるのが夏なのでしょう。
良くも悪くも慣れてきたからこそ、見えてしまう一面もありますよね。
また同期と自分を比較してしまい、落ち込んだり焦ると言った意見も聞かれました。
一番しんどいと感じた時期:秋(10〜12月)
秋頃。新人も慣れてきて失敗も多くなった時、怒られるのはまず自分。
精神的にかなりきつかった
リーダー業務や委員会、係の業務が増えたと共に、ルーチンワークがハードで残業も多い中。
なかなか知識や技術のブラッシュアップが出来ず、さまざまな要因で辛くなってしまった。
秋になると夏以上に「慣れ」によるミスやトラブルが目立ってきます。
また、新人教育以外にリーダー業務や看護研究・委員会などが重なるので残業が増え、更に時間の余裕もなくなるようです。
異動や退職者が出ることで人間関係が悪くなったと回答された方もいました。
人間関係はどの季節でも頭を悩ましてきますね。
一番しんどいと感じた時期:冬(1〜3月)
冬、救急搬送される患者が一番多い時期でリーダー業務にあたると患者の管理がとても大変。
リーダー業務が開始したから。
冬はリーダー業務に関するしんどさを回答する方が多かったです。
また、冬にリーダー業務が始まる病院も少なくありませんでした。
リーダー業務が始まる時期は、病院方針や本人のラダーなどによって始まる時期が異なるようです。
どの時期でもなにかを開始した直後は慣れず、大変だったと回答される方が多かったです。
一番しんどいと感じた時期:一年中
後輩なので勤務交代を頼まれやすい年数、年代だったので、年間を通して、無理な勤務が続いたことはしんどかった
新人とペアで仕事をするうえで新人ができないことは全て自分でやらなければ仕事が終わらないため。
産休や病休が重なり人員不足で残業が増えた
人手不足や人間関係などは一年中を通じて感じる悩みですね。
また、仕事量の多さも通年を通してあがっていました。
最初の方が言っているように、頼まれやすいし、断ることが難しい年数です。
それが余計に負担に感じてしまう要因かもしれません。
しんどいと感じたことはなかった
3年目はむしろそこまできついと感じませんでした。
特にしんどいと感じたことはありませんが、いくら頑張ってもみんな平等に評価されるという点に違和感を覚えました。
しんどいと感じなかった方もいらっしゃいます。
その方のアンケートの内容を見ると全体を通して「人間関係や待遇がよかった」と答えられています。
働く環境の影響は大きい...!!
3年目で転職をしようと考えたことはあるか?
3年目をしんどいと答えたかたは90%いらっしゃいました。
そして、実際に転職を考えた方は64%になります。
3年目で半分以上の看護師しんどい、辞めたいって感じているんだ
では、なぜ3年目のタイミングで辞めたいと感じたか。
「ある」と答えた方にその理由も聞きました。
転職を考える理由の1位は「人間関係が悪い」でした。
ここで興味深い結果がわかります。
3年目特有の新人教育や看護研究などで転職を考えた方はいませんでした。
先ほどの「しんどいと感じた理由」では上がっています。
リーダー業務に関しても「しんどいと感じた理由」では上位でしたが、転職を考える強い要因にはならないようです。
結局のところ人間関係と業務量に対して「辞めたい・転職したい」と考えている、と言うことですね。
実際に3年目で辞めたか?
64%の方が「転職を考えたことがある」と回答していました。
では、実際に辞めて転職をしたのでしょうか?
実際に転職された方は24%でした。
以下は転職された方の理由になります。
1位:時間外業務が多い…33.3%
2位:人間関係が悪い…25%
3位:他科に興味が湧いた…16.7%
4位:給料が安い…8.3%
4位:夜勤が辛い…8.3%
4位:医療業界以外に興味が湧いた…8.3%
業務時間や人間関係が理由で辞める方が約半数でした。
また、他科への興味などキャリアアップを目的に辞められる方もいました。
1年目から同じ部署で働いていました。
ここで働いていても、得られるスキルや知識が限られると思いました
辞めた方の転職先になります。
最近話題の訪問看護よりも病院やクリニックが人気のようですね。
1位:病院
2位:クリニック
3位:介護施設
4位:離職
5位:専門病院
6位:一般企業
大小関係なく総合病院へ転職された方が一番多かったです。
ほとんどの方が看護師として転職をされていますが、一方で看護師を辞めた方々もいます。
人間関係と仕事量過多で 精神的に不安定になってしまい、退職することとなりました。
看護師以外の仕事に興味を持たれた方もいますが、大抵は人間関係と労働環境の悪さで辞めていました。
大変な看護学生や試験を乗り越えてきたにも関わらず、辞めるほど追い込まれていることが残念です。
すごく大変さが伝わってくる...!!
このように人間関係や仕事の負担で3年目で看護師を辞めたいと感じる方は多く、理由も深刻でした。
3年目での転職についてや、辞めずに続ける方法などの記事も公開しています。
日本看護協会などの統計結果も紹介しているので、良ければ参考にしてみてくださいね。
★『看護師3年目が辞めたいのは当たり前!その深刻な理由と解決方法を紹介』を読む
またアンケート結果からもわかるように、3年目未満でも辞めても問題なく採用されています。
募集もあるので「3年目で辞めて就職できるのか心配」と深く悩む必要はないですね。
辞めずに続けた理由
辞めたい、転職したいと感じた方でも76%の方が辞めずに3年目を同じ病院で働き続けていました。
その理由を聞きました。
3年間は継続したかった
一番の理由は「3年間は継続したかった」でした。
3年目は経験年数が浅く、このまま転職をしても続かないと思ったから。新入社員として入社時に5年は勤続したいと決めており、
まだまだ勤続して勉強したいことがあったから。
職場の人間関係、業務内容、給与面においても特段不満はなかったです。まだまだ経験不足な面は拭えなかったので、転職するよりも残留して得るものの方が遥かに大きいと考えました。
3年目で転職に関するデメリットとメリットの天秤をかけたらその結論でした。
リーダー業務、新人教育などの一通りの実践経験を積んでおきたいと考えている方がほとんどでした。
逆に技術や経験が取得できないと感じる場合は早くから転職を考えているようですね。
リーダー業務は「準備力」で格段に楽になりますよ。下のリンクから読めます。
★攻略!看護師リーダー業務「できない」を「できる」にする5つのコツ
やりがいを感じた
仕事の幅も増え、任されることも多くなるので、成長したと実感を持てる機会が増えます。
結果やりがいを感じるようです。
リーダー業務や新人教育が始まりやることが増えてしんどいとは思いました。
プリセプターを任されたばかりだったのでプリセプティのためにも中途半端に投げ出したくなかったし、何より育てていくことに少し楽しさを感じたので続けました。
少しずつ任される仕事が多くなりやりがいを感じられるようになってきたから
転職/異動の準備をしていた
3年を一区切りと考えて、転職活動や他科異動の準備をしている方々もいました。
十分な時間を持つことで、転職活動などの失敗リスクが軽減できます。
緩和ケア病棟の移動を希望しており待っている状態だったので、希望が通るまでは頑張ろうと考えていました。
実際4年目で移動することが出来たので頑張って耐えて良かったなと感じています。
教育プログラムが3年で一段落するので、それまでは転職しないようにした。
転職する際に、雇用保険から失業手当や再就職手当をもらうことができるって知ってました!?
条件はありますが、知らなかった!と後から損する前に一度制度を知っておくと良いですよ!
★「損しない!看護師の失業保険や再就職手当を上手にもらう方法」を読む
人間関係が良かった
やはり人間関係の良さは辞めない理由になるようですね。
仕事内容は大変だったが勤続年数を重ねるにつれ、職場内での縦の繋がりもでき、仕事仲間との交流も楽しかったから
最低三年は同じ病院で勤務しようと最初から決めていたから。
業務内容に不満はあり、夜勤も大変ではあったが、一緒に働くスタッフの人間関係がよかったため、もう少し頑張れると思った。
また、同期や同僚の存在を挙げている方も何人かいました。
診療科や職種が違っても、お互いを励まし合える存在は大きいですね。
辞めることができなかった
引き止められ、特に引き止めを無理して辞める理由も見つからずそのまま勤めました。
病棟師長に辞めたいと話したが、「まだここでやり残したことがあるはず」と受け入れてもらえなかった。
辞めようとしつつも、上司に引き止められてしまう可能性もあるようです。
もちろんその方を引き留めたい気持ちもあります。
ただ一点だけお伝えすると、どこの職場でも一旦は引き留めてきます。
人手不足を懸念してもありますが、人が続けて辞めると管理能力が問われてしまうからです。
引き止めに納得できれば、そのまま続けられるのも良いでしょう。
ですが、本当に辛い、しんどい時は無理はしないでくださいね。
キャリアアップをしたい・働き方を変えたいなど明確に伝えると理解してもらいやすいです。
待遇が良かった
給与などの待遇に満足していたので、転職を考えませんでした。
給料もある程度はもらっていたので、今以上の環境で働ける職場を探すエネルギーがなかった。
羨ましい、の一言ですね。
人間関係など職場の雰囲気も重要ですが、給与面や手当などの待遇の良さも皆さんあげていました。
口コミなども良いので、人気のある病院や施設は離職率も低い好循環になっています。
人間関係は入職しないとわからないですが、条件はある程度はわかります。
もしも今後転職を考える場合、待遇面は必ず確認した方が失敗するリスクは減りそうですね
転職したい病院がなかった
近くに働きたい病院やクリニックがなかった。
美容クリニックで働きたかったが、そうなると地元から3時間ほどかかる場所にしかなく、地元を離れるのが寂しかったから。
自分の希望するエリアに希望の病院や求人がないのは、転職も難しく感じますよね。
忙しい中、情報収集を1人で行うのも限界があります。
もし条件にあう仕事が探せない場合、転職サイトに登録すると見つかることもあります。
アドバイザーが条件にあった働き先を提案してくれます。
また「辞めて新しい転職先を探すのが億劫だった」と回答されている方も複数いました。
転職をするのはたいへんな労力がいります。
転職後も仕事内容や生活スタイルが変わる可能性が高いです。
それでも転職を考えるのは、それだけ現状が大変だということでしょう。
奨学金の返済があった
看護師三年目は、転職してしまうとまだ奨学金を返済しなければならない年数でした。夜勤や人間関係で辛くとも耐えて仕事をしていました。
ただし、今後のキャリアを考え、大学院への進学準備や下調べなど将来転職に向けた下地を作っていた時期でした。
看護奨学金は一定の期間、病院や地域で働くことで奨学金の返済が免除されるシステムです。
その間に辞めてしまうと、返済義務が生じてしまいます。
毎月返済するのも大変です。できれば免除にしたいですよね。
この方のように辛いと感じても、次の目標を持つことで乗り切った方もいらっしゃいました。
3年目で辞めなかった場合。現在も同じ場所で勤務を続けているか
3年目でしんどい・辞めたいと感じても76%の方は辞めずに働き続けていました。
ですが、1つの疑問が湧きます。
その後も同じ病院でみんな働き続けてるの?
3年目で転職しなかった方にその後について質問しています。
4年目以降で転職・または離職されている方は71.1%でした。
では、何年目で実際辞めているのでしょうか。
多くの方が10年目以内に転職や離職を経験されていました。
当サイトでは理由は聞いていませんが、日本看護協会によると転居や結婚・他科への興味など理由があるようです。
下の記事ではその理由を紹介しているので、よければ読んでみてくださいね
★看護師3年目が辞めたいのは当たり前!その深刻な理由と解決方法を紹介を読む
様々な要因がありますが、一つの病院で働き続ける看護師は少ないことがわかります。
さらに、50人の全回答(2年目と3年目)を入れるとこのような表になりました。
実は3年目で辞める方が一番多かったのです。
そして3年目までで辞める理由の半数が「人間関係が悪い」「時間外業務が多い(業務の負担)」でした。
繰り返しになりますが、3年目を辞めなかった方々の一番の理由は「一通りの経験を積みたい」でした。
同時に人間関係の良さや、やりがいを感じることのできる環境であることもわかります。
最初の職場は選べないよ。
職場ガチャだよ...
看護師として働くうえで、労働環境の影響がかなり大きいことが伝わってきます。
最初の病院は付属であることも多く、希望の病棟も「内科」「外科」など大雑把な職種でしか出せないことがほとんどです。
選べないので難しい問題ですね。
若手では職場環境の改善策を提案するのも難しいのが現状です。
3年目を乗り越えたからこそ、見える景色もあると思います。
ですが、新しい働き方を検討してみるのも決して珍しいことではないことは、頭の片隅で覚えておくのをおすすめします。
人の数だけ働き方に違いがあります
私は看護師を5年続けて、一度完全に辞めています。リフレッシュできて幸せになりました!
詳しくは「【体験談】看護師を辞めたら幸せになった!後悔しない秘訣を教えます」をご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では50人の看護師を対象にした独自アンケート「3年目看護師について」の結果を紹介しました。
3年目は本来ならようやく余裕を持って仕事に取り組める時期なのではないでしょうか?
しかし、仕事の楽しさを感じる前に、リーダーや新人教育などが慌ただしく始まってしまいます。
自分の手技や知識にまだ未熟さを感じやすい時期に、責任ある仕事を任されてしまう、一番大変な時期だと思います。
「経験が浅いのに辞めたい」と感じることに罪悪感を抱く看護師をTwitter上でもよく拝見します。
「しんどい・辞めたい」感覚は全くおかしいことではありません。
アンケート結果からもわかるようにみんなが辛いと感じる時期だと念頭に置いてほしいです。
また、看護師として働く上で職場環境がかなり重要であることがアンケートからもわかりました。
「現場の状況を変える」
特に3年目など若手では努力しようもない・どうすることもできない問題です。
そして、「自分は看護師に向いてない」と考えてしまう方へ。
あなたが向いてないのではなく、実は環境や体制が悪いだけかもしれないですよ。
もっと自信も持って大丈夫!
看護師資格を持ってるだけですごい!
4年目以降で転職するのが理想と巷では言われているようですが、それが正しいとは限りません。
看護師を辞めないために。自分が自分であるために「今の環境を変える」選択をしてもいいと心から思います。
もちろん「3年を乗り越えて良かった」と言った意見もあります。
なので自分が1番後悔しない道を選んでもらえたらと願っています。
看護師にはたくさんの選択肢があるので、まずは自分を大切にしてあげてくださいね。
充実した看護師ライフを過ごせますように。
この記事・ブログが少しでもお役に立てたら光栄です。